半期の世界販売台数、トヨタは過去最高。日産とホンダを見ると低迷止まらず。というか、ブレーキ壊れた?

2025年4~9月(6ヶ月間)に於けるトヨタの世界販売台数が発表された。何と526万7216台で新記録。このペースだと2025年度は1050万台前後になると思われる。しかも100%子会社であるダイハツの台数を含まない。VWやGMなどは子会社の台数を含む。ちなみにダイハツの世界販売台数といえば200万台規模。世界2位の自動車メーカーとなるVWの2025年度予想台数は880万台程度。トヨタ、ぶっちぎりですね。それでも手綱を緩めない。

日産とホンダはどうか? 同じ日に発表された日産の世界販売台数を見ると153万5996台。年間ペースなら307万台だ。ちなみに昨年度は340万台を目標にしていながら329万8140台。ゴーンが失脚する前の2017年には577万台を売っていたことを考えると、西川社長以降の凋落ぶりが著しい。やがて日産の半期決算も発表されるけれど、販売台数153万台に対し生産台数は144万2799台と販売台数より少ない。今の販売状況からすれば厳しい数字になる?

日産と同じくらい厳しいのがホンダだ。販売台数を発表していないものの、世界生産台数は170万9290台に留まった。前年度が181万3588台のため(世界販売台数は380万台だった)、このままだと販売台数で350万台を切る可能性出てきた。なかでも厳しいのは中国。中国だけで半年ベースだと13万台も落としている。何度も指摘している通り、LFPを使わず三元系リチウム電池にこだわっているのと、ミナミンデザインの不評によるものかと。

2025年後下期どうか? 日産を見るとJMSで発表された新型車は出てこない。リーフなど2025年度の数少ない新型車も台数を挽回出来るとは思えないため、引き続き厳しい戦いになりそう。明るいニュースを挙げるならN7とN6効果により中国が踏みとどまりそうなこと。ただ中国は収益という点で貢献度低い。ホンダは日産以上に明るいニュースなし。少なくとも今後1年以内に出ると予想される新型車でヒット作は中国を含めなさそうだ。

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1 Responses to “半期の世界販売台数、トヨタは過去最高。日産とホンダを見ると低迷止まらず。というか、ブレーキ壊れた?”

  1. nbkt より:

    3代目リーフの購入は候補から外しました。
    日産ゴメンナサイ。
    いろんな意味で購入意欲が湧きません。
    EV一択ですが、
    軽と大きめの車は対象外です。
    自ずと対象が限られてきます・・・・・
    親分が逆質問をした、
    「今時点で、日本車でほしいEVありますか?」
    が確信を得ています。

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