自動車メーカーのセキュリティ、窃盗団に追いつかれちゃいました(泣)

現時点で最も盗難しにくいと言われていたランクル300ながら、ここにきて怪しくなってきたようだ。指紋認証までしていたランクル300も盗まれてしまっている。もはやCANを解析しなくちゃならないCANインベーダーなど不要。以前から存在するスペアキーの作成システムが進化したようだ。こうなると自宅なら防御システムも構築出来るけれど、外出先だといかんともしがたい。

ハンドルに物理的な盗難防止装置を付ける、みたいなことを言う人もいるけれど、そんなの大きいハサミでハンドル切ったらオシマイ。その他、物理的なキーも全て壊せる。昼間の買い物など人目に付く駐車場なら車輪ロックなど有効だろう。とはいえ短い時間の駐車に車輪ロックしなくちゃならないなんて面倒だ。窃盗団に狙われやすいランクル300やアルファードなどどうしたらいいか?

最近やエアタグの類いも効果薄いという。車両に付いているロケーションシステムも、スペアキー作成装置を使われると効果なし。30~40万円する高度なセキュリティシステムを進める記事もあるけれど、そんなことにお金を使いたくない。1000万円のクルマ買う人は税金だってたっぷり払っていることだろう。根底にあるのは、警察がホンキになって窃盗団を捕まえないことにあると思う。

それにしても警察はなぜ動かないのか? 国会議員のクルマが盗まれてもダメ。まぁ自動車窃盗の罪が軽すぎます。1000万円のクルマを盗んでも「10年以下の懲役又は50万円以下の罰金」で済む窃盗罪。実際は5年程度のことが多い。そもそも100円のパンを盗む万引きと同じだ。これじゃ警察官だってヤル気にならないかと。実際、窃盗団が捕まるケースなんて年間数件しかない。

加えて窃盗団を見つけるのは警察と言うより、盗まれた人の捜索によるもの。あおり運転などについちゃ加害者だけ攻める警察ながら、自動車窃盗についちゃダンマリを決め込むのみ。おそらく日本に潜む自動車窃盗団なんてそれほど多くない。たまにはホンキになって操作し、根絶を目指したらどうか。日本は島国なので、追いかけようと思えば難しくない。

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3 Responses to “自動車メーカーのセキュリティ、窃盗団に追いつかれちゃいました(泣)”

  1. tnk より:

    ユーザーに依頼しておとり捜査をすれば良いのでは?

  2. 追っかけっこですね より:

    PCのウイルス対策と同じようにになってきましたね。
    素人考えですが、スペアキーの作成システムならキー側のシリアルナンバーを車に覚えさせたらどうなんでしょうか。実物のキー情報をコピーして複製するのでなければキーを複製しても車側でキーのシリアルナンバーが違うのでリジェクトできそうです。
    いずれにしても、このような問題への対策こそWindows UpdateのようにOTAで速やかに対応できるようにしてほしいですよね。

  3. ひまわり より:

    自分は人気高級車に乗れる身分ではないから関係ないとも
    言ってられません。なぜなら回りまわって車両保険が高くなる可能性があるからです。

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