ここにきて「軽自動車壊滅論」が出てきました

最近いろんな場所で話題になり始めているようだ。内容についちゃ全く異論無し! というか今まで書いてきたこと。以下紹介しよう。燃費規制と電動化指定により軽自動車もフルハイブリッドを導入しなければならなくなる。今までは軽自動車についちゃ燃費規制を含め特別扱いになるんじゃないかというウワサもあったけれど、そら不公平でしょ的な意見濃厚。

フルハイブリッド化するとなれば、ただでさえ高価な軽自動車が一段と高くなる。まぁ下を見て30万円高でしょう。軽自動車の場合、年間走行距離が少ない人も居る。燃費向上分で浮くガソリン代もそれほど大きくないため、30万円高く買った分を回収出来ないというケースだって少なくないと思う。こうなると庶民の足という状況から遠くなっていく。

そんなタイミングで安価な電気自動車が日本に入ってきたらどうか。私が最初に買ったSONYの液晶TV、32インチで52万円でした。当時、1インチ1万円になったらイッキに普及するといわれていたけれど、今や32インチなんか日本ブランドで3万円少々。そればかりか中華40インチならフルハイビジョンで3万円だ。こうなると日本製TVなんか国際競争力無し。

軽自動車サイズのクルマでも最高速を60km/hに限れば(メーター読み70km/hくらいでリミッターか)、衝突安全性は簡易規格でよいし、自動ブレーキ不要(簡易式なら付けられるかも)。電気自動車なら信号機に発信装置付けて強制的に守らせることだって簡単にできる。中国で普及している電動カート場、安全確認を含め全て指揮所でコントロールしてる。

電気自動車になれば今まで全く違うシステムで安全を担保することも出来るようになります。国交省がこの手のモビリティを導入する際、自動ブレーキやエアバッグ、横滑り防止装置の代わりに制御機能を義務付けるだけでOK。例えば幼稚園であれば、幼稚園の通園区間だけ30km/h制限の電波流す。そこを通り掛かった車両は全て30km/hでリミッター掛かるという寸法。

1台1台で完結して安全を担保するので無く、システムとして安全を確保すれば良い。国交省の役人、この手のインフラ作りなら喜んでやりそう。全ての車両を携帯電話の電波使って見守れば、同じく安価に様々な制御が出来る--といった機能を上乗せしたって電気自動車ならせいぜい1万円くらいのハードで対応出来ることだろう。繰り返すが電動カート場でやってます。

安全の方に話が行きすぎた。200万円になっちゃう軽自動車より、最高速メーター読み70km/hでガソリンスタンドに行かなくて良い100万円の電気自動車が出てきたら、軽自動車のシェアの半分近くを持って行かれるかもしれません。

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