やっとCX-60の素のディーゼルの後輪駆動車に試乗しました~! 最初の印象やいかに?
ディーラーに行けば試乗車はあるものの、この業界の長年の慣習により広報車に乗って評価しましょう、ということから1ヶ月遅れのレポートになりました~。以前から「買うならこのスペック!」だと思っていた3.3リッターディーゼルの後輪駆動車です。子安の広報車デポからクルマを引き取って走り出すと「あらら?」。ステアリングフィールが妙な感じ。
いわゆる「キャスターアクション」が無い。こう書くと「キャスター付けてないんだから当たり前でしょ!」と思うだろうけれど、キャスターアクション無いとハンドル切った後、真っ直ぐに戻ろうというチカラが働かない。厳密に言えばセンターに戻ろうとするのだけれど、極めて弱いのだった。低い速度域だと積極的にハンドルを戻してやらねばならない。
キャスターは高速の直進性を作っている。だとしたら高速道路も真っ直ぐ走ってくれないか? やはり厳しいです。以前乗った4WDはそれほど直進性が悪くなかった。考えてみたらフロントにもデフがある4WDは、それだけでイニシャルの直進性を発生します。後輪駆動車だとキャスターアクションか、アライメントによる直進性に頼らなくちゃならない。
CX-60の高速直進性、イマイチである。そんじゃ、とレーンキープサポートを使ってみたら、2つの点で「う~ん」。ステアリングセンサーがトルク反応型なので普通に持っていても「ハンドル握れ!」と警告されてしまう。もう一つも厳しく、どうやらカメラによるレーンの特定をしていないらしく、隣の車線のクルマの速度に合わせてしまうこと度々。
CX-60を買った皆さん平気なんだろうか? それとも慣れるのか。幸い4日間借りているため、ロングランもしてみようと思う。結果はベストカーWebでレポートします。そうそう。パワーユニットはPHEVやマイルドハイブリッドよりずっと良く、何とか許容出来る。乗り心地も横浜から練馬までの道を走った感じだと今まで乗ったCX-60よりダンチに良いです。
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今は、広報車チューンを、特にしなくなったのかな?
昔、昔、小林彰太郎さんが、二代目の、ルーチェの、2ドアハードトップの、試乗記で、当時、世界一の、仕上がりと、評価されました。しかし、その後に、市販車との、あまりの格差に、愕然とされてました。また、ドリキンさんも、スカイラインGTR(R33か34?)の、試乗車と、購入した車が、やはり、全く違っていて、憤慨されていましたね。いずれにせよ、良きにつけ、悪しきにつけ、全ての、職人芸が、廃れていく、のは、寂しい限りですね!
プラックサタン;
エンジンでは、高圧縮ガソリン&低圧縮ディーゼルやHCCI等、次世代のマツダに相応しい成果を挙げている。足回りは、何のブレークスルーもなされていない。どう責任を取るつもりだ!
足回り担当;
うちも(性能はともかく)常識を超えた新メカを開発しとりますで、期待しとってつかーさい。
という技術畑のお偉い同士による、技術主義&ユーザー不在のやりとりを妄想しております。
遠慮して妄想と言っていますが、まあ当たらずとも遠からじでしょう。
自分はZOOMZOOM時代、マツダ車のナチュラルな走りが、本当に好きでした。マツダ車は、何度もレンタカーで指名して借りていたし、いつかはマツダ車を愛車にしたいと思っていました。きっと超良心的な技術陣の集まりなのだろうと、想像してもいました。
トップが狂うと、その取巻きが更に発狂するから、組織の腐敗はあっという間。あのZOOMZOOMの走りが、奇妙奇天烈に劣化しているなんて、本当にもう残念無念にも程があります。
もはや自分で、試乗に行く気も失せています。これは実際に購入したであろう、永田さんのレポートも気になってきました。
ついに試乗記出ましたね。楽しみにしていました。素の3.3ディーゼルに乗っています。
クリープ時のガサガサは、トルコンレスでは仕方がない仕様でしょうか。気になって仕方がないです。1〜2速のATもカクつくし。うーんです。
大丈夫です!CX-5を見てください。10年経てば良くなります。それまではお客様(人柱)と一緒に改良して行きましょう!Sky-Active-Xも買ってください、たった400万でしょう?マツダ教の信者の皆さんはお布施と思って一緒に改良して行きましょう。
なーんてね。本気でそう思ってそうだから怖い。
せっかく新型車出しても完成度が異常に低くてMAZDA3試乗した時に明らかにアクセラの劣化版になってると思ったんですがCX-60も煮詰め方が全然足りないですね。ディーゼルも排気量だけ大きい見掛け倒しでトルクも無い馬力も無い。普段エッセ乗ってる私が乗っても「何こホントに3.3Lも有るの?2.2Lの間違いじゃない?」って思いましたもん。
排ガス不正やらかして叩かれた欧州車ですがディーゼルのドライバリティはマツダなんか足元にも及びません。VWとかBMWのディーゼルは滑らかに回りトルクも有る、エンジン音はやかましいけどね。
足回りも妙な挙動するしトルコンレス8ATはもはや40年前のジャトコの3速ATレベルの完成度の低さ。
信者相手に商売してるからこれでも良いんでしょうね。ユーザー軽視のブラックサタンの置き土産は根っこが深い。
>CX-60を買った皆さん平気なんだろうか?
私は最近の納期遅れで試乗車を待たずに高級を決意しなければならないシチュエーションがあることに不安を覚えます。
マツダは納期遅延がそうでもなくCX-60では試乗車もあるのでその心配はないのでしょうが(グレードに寄るのかな)、もし買った車が前の車より直進性に難ありだったりADASが思ったほどでもなかったらガッカリです。ハンドルが戻らないというのも気づいてしまうとちと困るかも。
ま、今売られている車だから常に修正舵をという事もないのでしょうが、長距離では疲れそう。
スカイアクティブXやDに難がありそうなマツダ車で素のグレードが怪しいというのはどうなんだろうと思いますが。。。
平気なんだろうか…マツダ車はここ10年ちょっとで若者に支持されるようになり若いご新規さんがふえました。しかし、長く使われるという事はないようでちょっと古いアテンザセダン・スポーツ(懐かしい)なんてもう見かけません。へたすると初期のCX-5すらも…。という事を考えるとあまり平気でないのかも。
素のXDが出たら買おうかと思っていましたが、世の中の評判は2WDなら可、AWDは微妙というもので、降雪地帯在住としては見送らざるを得ませんでした。試乗車もなかなか無かったしね。
いまはMAZDA3に乗ってますが、これくらい際立ったデザインの良さがあれば多少のアラは目をつむりますが、CX-60はデザインを論じる感じでもないですしね。
国沢さんは自らハンドルを握り日常で走らせた側からの意見なので「そうなのかな?」と理解することはできるのだけれども。
一方、伝聞推量で偏る意見には理解も共感も出来ません。