アフィーラ、おそらく寒い雨の日の航続距離は345kmくらいだと思う。で、1400万円とな!
ホンダ0と共通プラットフォームを使うアフィーラもCESで最終プロトタイプを発表した。このまんま出てくると思っていいだろう。価格も公表。電池容量は91 kWh。EPAモードでの航続距離480kmを目指すと言っているが、実力だと9掛けの432km。雨降る寒い日に除湿エアコン掛けたらそこから8掛けの345km(電池容量と航続距離のモードが判明したので数字変えました)。
価格はベーシックグレードで8万9900ドル。上級仕様が10万2900ドルとのこと。現在の円ドルレートだと1400万円~1620万円となり高い気もするけれど、アメリカ人の金銭感覚からすれば900~1100万円というイメージ。安くないが、魅力のあるクルマであれば納得できる価格設定だと思う。ちなみに日本で1400~1600万円の価格を付けたら見事に売れないだろう。デザインからして魅力無し。
走りはホンダ0を超えられないと思うのでストロングポイントとならない。ソニーホンダによれば「Mobility as a Creative Entertainment Space」と呼ばせる圧倒的な室内音場を提供するとなっているけれど、そもそもソニーのオーディオの質感ってキャデラック用にホンキ出したAKGの36スピーカーシステムに勝てるんかいな、と思う。同乗者が走行中にゲームしたらげろげ~ろだろうし。
なによりアメリカだとオワコン的な車高の低いセダンで、電気自動車冬の時代と言われる2029年まで生き延びれる可能性は相当低いと思う。ソニーのブランドイメージは、自動車じゃ通用しないだろう。ソニー、命を預ける道具に対する責任感という意味で実績無い。とはいえ日本代表として頑張ってもらいたいと思う。出来れば「勝てるぞ!」というスペックで勝負して欲しかったですけどね。
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NHKが不定期でやってる「これがわが社の黒歴史」って番組がありますが、有力候補が出てきたって感じですね。
アフィーラ自体は失敗してしまうでしょうが、せめて何年後かに「あの失敗があったから今の成功があるんだ!」と言えるようになればいいですね。
ブガッティ・ヴェイロンが発表された時、
そのパワー、最高速、そしてスタイリングにハッとさせられました。
アフィーラの凡庸過ぎるスタイリング。
何かに秀でている処も無し。
ソニーはただ単にBEVを作りたかっただけなのか…。
ソニー製BEVは他社とは明確に違う。
流石はソニーだと思えたアフィーラであって欲しかった。
アフィーラの公式ページによると、バッテリー容量は91kWhだそうです。
また、航続距離480kmはEPA基準というかなり現実に近い値とのこと。日本でお馴染みのWLTC基準に直すと650kmくらいでしょうか。
テスラ モデル3パフォーマンスのEPA基準航続距離が約450kmなので、極端に短いということは無さそうです。