アメリカのおにぎり640円は「驚く」でなく危機的な状況です。円高に備えたい

1ドル=160円のアメリカで、もはや日本の競争力は無敵といってよい。今年日本に入ってくるタンドラより一回り小さいタコマのステッカープライス(車両価格+装備の合計)は7万6103ドル/1217万円! そいつを1万2104ドル/194万円引きで売っている。GMやフォードの競合車と比べ、ここまで値引きすればメチャクチャ競争力強い! そして値引きしても儲かるようだ。

 

4ランナーの『SR5』(先祖はハイラックスサーフ)が156万円の値引きで808万円! これまた強烈な価格競争力を持っており、売れ行き好調だ。トランプ関税で日本車は厳しいと言われているけれど、どっこい! 大幅値引き出来るくらい絶好調である。なぜか? 日本でも海外の工場でも1ドル=100円くらいの為替レートでも十分利益が上がるクルマ作りをしているからだ。 

プリウスの『LE』グレードは2万9750ドル。日本円で476万円となる。装備内容的に近い日本の『G』だと消費税やマージン込み324万円。アメリカでの課税対象額は本体仕切り価格+船値なので、大ざっぱに言って250万円といったイメージかと。これに15%のトランプ関税乗ると287万円。そいつを476万円で売っているのだから、トランプ関税払ったって大もうけである!

プリウスに限らず日本から輸出している日本車はトランプ関税掛かっていたって、今の為替レートだと大笑いしちゃうくらい儲かる! 前述の通りアメリカやメキシコの工場で生産しているモデルも、1ドル=100円くらいの為替レートに耐えられるようになってます。したがって今の為替レートだとトランプ関税掛かったって全く平気。アメリカでクルマ売れれば大もうけです!

トヨタ以外のメーカーも基本的に大もうけなのだけれど、それでもアメリカで赤字を出している。為替レートが円高に振れればエラいことになるだろう。そもそも物価を見ると為替レートがバグってます。コーラ500mlで446円。おにぎり640円! レストランのランチでロコモコ3040円のアイスコーヒー800円ですから。アメリカ、為替だけでなく物価も上昇している。

日本の物価と合わせようとしたら、1ドル=100円だって日本の方が価格競争力ある。逆に今の為替レートだと海外でモノを売る企業からすれば天国。何を売っても儲かる。ここにきて円安は問題だと言う声が大きくなってきたものの、むしろ今のうちに儲けておくこと! そして新規ビジネスを立ち上げるのなら、1ドル=100円に耐えられるようすることです。

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ