ガソリン一段高

レギュラーで140円以上というガソリン価格が当たり前のようになってきた。ただずっと上昇基調になるかとなれば、そうでもなさそう。現時点でのガソリン相場は不明ながら、先物相場を見ると8月でリッター当たり73、85円。こいつに53、8円のガソリン諸税を加え127、65円。そいつに消費税5%を加えた134、03円が8月の仕入れ値ベースのガソリン原価となります。7月も同じくらいの原価かと。以前から言われてきたことながら、ガソリンスタンドって薄利だ。今後も高くなる一方かというと、意外なことに9月から先物相場は下がり続け、10月になると67、92円。大雑把な試算だと6円下がる予想。興味深いことに、本日ガソリンの先物相場を見たら東京市場もNY市場も安めになってます。こんな仕事をしていると様々なルートからデータを集め、推測しながら記事を書かなければならない。先を読む指標として、ガソリンは先物相場が案外重要なキーポイントとなる。この分野のトレーダー、経済の裏側の事情まで知ってますから。ただ100%正確とならないのは、天変地異や戦争、紛争、事故を予言出来ないからだ。というワケで、一本調子でガソリン高騰とはならないと思う。

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