クラウン、レクサスを殴りに行く(笑)
ついにクラウンが本格的に動き出した。”新しい世代のSUVクラウン”をリリースした時に「クラウンをブランドにしようとしているようだ」と紹介した。15代モデルの売れ行き不振を受け、ジャイアンこと中嶋副社長は「縮小均衡じゃなくリボーンだ!」とばかりイッキに4モデルの開発にGoを掛ける! レクサスのようにクラウンをブランドにする方向で動き出したワケです。
TOPバッターのクラウンは、ディーラーから激しく叩かれたものの作り切れないほど大ヒット! そして第二弾となるクラウンスポーツも、すでに話題となっている。どうやら凄いのは走りらしい。関係者によれば乗ると「なんだこりゃ!」と思うくらい楽しいそうな。最上級グレードのみのスタートながら、生産に余力出てきたらバリエーションを広げていくことだろう。
興味深いことにトヨタってレクサスに対しライバル心を持っている。トヨタのフラッグシップだったセルシオをレクサスに取られた時から始まったと私は勝手に思ってる。トヨタの顧客にすれば、セルシオの時は点検や車検の時は自宅でクルマを受け渡せば良かったのに、レクサスになって「点検はディーラーにもってこい」。さらに「値引きはしません」。怒った人をたくさん知ってる。
私も初代と3代目セルシオのユーザーだったけれど、LSを買おうという気持ちになれなかった。そもそもレクサスって厚化粧のトヨタ。どう考えても割高だ。今でもレクサスにいかずトヨタと付き合っている人達は多い。そんな状況で「クラウンブランドのリボーン」が始まる。レクサスよりはるかに良心的な価格でいながら、トヨタより上級。上手な狙い目だと思う。
トヨタのスポーツモデルが『GR』なら、トヨタの上等仕様は『クラウン』といった具合。今後、現在発表されている4モデルだけでなく、CセグやBセグのクラウンが出てきても不思議じゃありません。ということで一番危機感を持っているのはレクサスです。クラウンの成功を受け、レクサスが改めて「高級」を考え、メルセデスやBMWとガチで戦える存在になれば面白い。
<おすすめ記事>
クラウンスポーツの発売発表時にクラウン専門店を作るというのは
ビックリしましたよ
トヨタは本気なんだなって思ったと同時に
今はどのディーラーも全車種取り扱いになったけど
ネッツ店あたりの大衆イメージがある店舗に関しては
クラウンは外されるかもって思いましたね。
どう考えても乗り出し600万を超える車を買うような店の雰囲気じゃないですし
クラウンを買うことで、レクサスのクオリティをちょっとお得に手に入れられるという事でしたが、実際は一皮むけばレクサスのほうがトヨタに厚化粧だったので、今のレクサスの状況はなんとなくわかります。そうじゃなかったのはセルシオぐらい。ま、その盛り具合が重要なSUVはレクサスでも売れるみたいです。
クラウンはトヨタの自動車部操業時代からのブランドなので、あとからとってつけたような「レクサス」にファンが少ないのはなんとなくわかります。
外国ではトヨタは安くて壊れないから広まりました。一方の日本国内は、トヨタと言うだけで充分ブランド(他が追い付かないという方が正しい?)なので、、、セダンのクラウンも早く出してほしいです。
クラウンは、ロングセラーのブランドの中で、加齢をもろともせず、最も華麗に生まれ変わったクルマだと実感します。
カローラも頑張っているし、ホントに凄いことです。
最終的にクラウンスターレットなんか出てきたら面白い。
GRじゃなくてグランツアで。
懐古主義者的目線(笑)。
以前も書きましたが、ディーラーマン時代クラウンの真価なんて全く判りませんでした。。
フカフカのソファーみたいなシート、メッキ加飾多めなエクステリア、コシのないサスペンション。
コレがセルシオ登場前の「日本の高級車」だなんて。
カローラとかN-BOXとか「クラウンより広い」なんて表現に登場するけれど、そもそもクラウンってそれほど広い訳ではないし。
何度も納車引き取りで乗って確かめたので、何度も評価し直しましたが印象は変わらず。
タクシーの運ちゃんにクラウンタクシーの凄まじさを聞いても「そんなもんなのかなー」くらい。
ディーラーマン辞めた後ゼロクラウンとかニュルで鍛えたシャシーとか「革命が起きた」と聞き及んでも「そうなんだ」。
値段聞いたら最早700万円クラス。
メルセデスベンツEクラスの半額くらいだったのが、もう値段では150万くらい差まで迫っている?
その値段だったらアウトランダーPHEV買ってお釣り貰いたいとか考えてしまいそう(笑)。
で、リニューアルではなく、「リボーン」ですよ。
縦置きFRシャシーをやめてでも「クラウンはやめない」。
普通だったら次期カムリを無理やり化粧してクラウンの名前つけて売り出して「もう無理です、次は出ません」になってしまうのかも。
寧ろクラウンはあの大型(今となっては中型)セダンの、伝統的なモチーフ(符号?)でガッチガチの1モデルの名前じゃなくて、ブランドネームにするというのはビックリ。
クラウンスポーツなんて名前からしたら「ええっ?」という感じですが(笑)、もうフェラーリとやり合う覚悟なの?という感じ。
https://www.gqjapan.jp/cars/article/20221108-ferrari-purosangue-news
そりゃ大きさは2回りくらい違うし、システム馬力でも最高出力は半分くらいだし、狙っている層は明らかに違います。
お値段なんか1/7.5くらい。
内装ここまでじゃないでしょうけれど、そこは真似する必要もない。
これで「ハンドル握ったらスポーツの意味が解る」というなら、日本だけで売れなくても世界中で売れると思います。
寧ろランクルみたいに日本仕様の割り振りは一桁%になってしまうかも。
こういうのを興味持てなくなったら、日本は富裕層が絶滅状態ということなんだと思います。
TOYOTAとLEXUSで殴り合いの喧嘩してもらうのは大いに結構かと。
それで各ブランドのレベルが上がれば私達消費者にとっても良い事ですから。
今度のスポーツ、次のセダンを見る限りは本気のクラウン、TOYOTAだな!と。
トヨタの凄いところは、作ることもですが、なんといっても売り方だと思います。
クラウン専売店なんて、ニホン見てるんじゃ無く世界の子金持ち層を想定したテストじゃないかと、クラウンなんて名前「王冠」ですもんね、どの国行ったってブランド力高いでしょう。
レクサスだって、中身トヨタなのに厚化粧で高く売るって商法を確立させたのがトヨタ、一般人なんて評論家がいろいろ言ったって、クルマ見に行って買います。
安いのから高いのまで、外板の仕上げレベルが同じ、BMWだってベンツだってそんな作り方してないのに、、、だから、ショールームだってスポットライト当てられる、平滑感を際立たせる為のライティング、あの平滑感と、店作りで高い値段に納得させられちゃうんでしょう。
工場だって普通の工具じゃなくてスナップオン、セールスもサービスマンも各店選りすぐりの人を厳選、等々
安いのでもレクサスだって言う納得感の植え付け、世界中の高級車メーカーがやってない時にそういう利幅の取り方を考えた事が凄い。
クラウン専売店も、世界で利幅を取って行く布石、テストケースでしょう。
我々ニホン人があれこれ行ってもトヨタは、収入の減っていくニホンじゃ無く世界で稼がないと行けない使命感でやってると思います。
他のメーカーじゃ外貨稼げなくなりそうなんだからトヨタに頑張って貰わなきゃ、ニポンは困ります。
ま、クラウン店もトヨタ系列店もレクサスも、経営同じなんでしょうから、収入は同じかと思います。
新店舗作るから収益は同じじゃないんでしょうけども?
感情論でいうならレクサスよりはクラウンの方がブランド価値が有るのかも?
レクサスも最初はトヨタ車の豪華な兄弟車で始めたのはしかたなかっただろうけどその路線をそのまま引きずってきたのがまずかった。プラットフォームやエンジンを共有するのは仕方ないけどデザインだけでも大幅に変えていかないと豪華なトヨタ車でしかない。いっそ光岡のオロチくらいぶっとんだデザインにすればよいのに。あと庶民の私が言うのもなんですがレクサスは安す過ぎるんです。庶民が頑張っても買えないからこその高級ブランド、フェラーリやランボルギーニなんてぶっちゃけ中身はいろいろとあれですが高級ブランドとして認知されています。レクサスに無いものはこれです。今度出ると言われているLFA2とかセンチュリー、LS、LCの超ハイスペックバージョンとかを最低価格¥2000万円以上とかで売るべきです。LFA2なんて一億円でも構わない。出たら世界中の富豪が我先に買うでしょう。
日本は世界で見ても珍しい身分の差も無い平等な国だからブランド価値が分かっていないんでしょうね。貴族社会が根付いていない国に真のブランドは生まれないと思います。
と偉そうなこと言ってますが庶民の私にはクラウンもレクサスも手が出ませんけどね。