クルマやバイク、フネ、馬に乗るのは得意ながら、やむをえずイルカに乗ってみました
動物としての「ヒト」は疫病が流行ったら医者の言う通りドン引きの日々を送るべきだと思う。されど人生という観点から考えると今という日々って二度と帰ってこない。私のような年代に取ってみたら残り少ない健康寿命をムダに過ごすのみ。はたまた小さい孫もあっという間に育ってしまう。守るべき時は守り、普通に過ごせると判断したら自分の人生を大切にした方がいい。
ということから小学校2年生の孫と旅をした。繰り返すが子供の成長は早い。ジイサンの役割と言えば、いろんな体験をさせることだと考えます。本来なら慶良間の阿嘉島に行って美しい海と魚を見せたいと思ったのだけれど、生憎の台風で島に渡れず。そこでヒトとの距離を取れる本部に滞在してみた。前に見える島は瀬底島。湾に浮かんでいるの、釣りしたイカダです。
興味深いことに小学生目線で沖縄に来ると始めて体験することばかりだったりして。上は『おきなわワールド』のハブ動物公園に居たヘビ。天井からぶら下がった輪っかにヘビが2匹絡まっており自由に触ってよい(毒蛇じゃ無いが念のため口にテープ巻いてあります)。都会の子供からすればヘビなんて触ったことがない。玉泉洞という洞窟も宿題のテーマにゃ最高だ。
はたまた宿の近所にある『もとぶ元気村』というところに行ったら、イルカと遊べるプログラムがあるという。お客少なくガラガラ。これじゃイルカの食事代にも困る。少し高いけれど内容を考えたらプライスレス。孫を申し込んだら1人じゃ怖いという。やむなくジイサンも付き合うことにした。やさしいインストラクターで、イルカのことを楽しく教えてくれます。
プログラムが始まると驚いたことにイルカを触らせてくれる。背中、胸、背びれ、胸びれ、口吻。それだけで凄いことなのに、次のメニューは「乗ってください」。ホントかね! 私は遠慮しようと思っていたが、孫と、1人で参加していた女の子は怖がって乗ろうとしない。仕方なく「イルカに乗ったジジイ」になってみた。意外や意外。私が楽しそうにしていたら、2人とも上手に乗りました。
今帰仁で人気の『よなみね屋』で沖縄そばを食べさせると大喜び。はたまたキャンプハンセンのゲート前にあるアメリカ風の『リカモカCAFE』でアイスクリームを食べながら日本とアメリカと沖縄と戦争の関係について話をしたりして濃い時間を過ごす。8歳の感性は8歳の時にしかない。新型コロナで貴重な時を2年も失うなんて私からすれば看過出来ないです。
ワクチン2回打ったなら9月になってでもいいからぜひ沖縄に行ったらいい。幸い飛行機も空いているため、月曜日に休みを取れば金曜日の夜便で那覇に入ってたっぷり3日間過ごせます。子供と行くのならイチオシはイルカでしょう! 何度も一緒に潜ったし触ったことだってあるけれど、乗せてくれるのって極めて珍しい。サポーターの皆さんはバイクも置いてありますから乗ってください。
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