クルマ買うならぜひサイド&カーテンエアバッグ付きを! 動画見ると解りますよ~

すでに2018年6月以降から新型車の衝突安全基準に取り入れられている『ポール側突』だけれど、未だJNCAPではダンマリを決めて込んでおり試験してない。おそらく試験すると「明らかに頭蓋骨割れてますね」という結果続出になるからだと思う。不思議なモノで、国交省と自動車メーカーって妙に馴れ合っているブブンもあるのだった。そのあたり、キッチリやってるのは欧州です。

ユーロNCAPは10年以上前からポール側突をやっている。どんな衝突試験かと言えば、横滑りしてドライバー部分に電柱や立木が32km/hで衝突する事故を想定してます。たった32km/hと思うかもしれない。まぁ動画を見てください。恐ろしいくらいドライバーに大きな衝撃を与えているのだった。VWの新型トゥアレグやジムニー・シエラとか見ると、けっこうな衝撃受けてる。

ちなみに上は2018年のユーロNCAPでブービー賞。新型車でドンベだったJeepラングラーの場合、後席のサイド&カーテンエアバッグ無し。普通の側面衝突ですら「これはアカンですな!」。子供ダミーの頭が側面の鉄板に激突しちゃってます。下は2018年の最高点数車。側面から衝撃受けると、シートレールから横方向に動いて”いなす”システムが付いてる。

日本ではどんな機関も全くポール側突の啓蒙活動を行っていない。私だけです。ラリーやってると、重篤な状況になるのって基本的に横から硬い物体に衝突したケース。街中だって32km/hで横滑りするケースなんか普通にある(特に雨や雪)。サイド&カーテンエアバッグ付いてないと相当の確率で命を落とす(軽自動車など26km/hで厳しい)。ぜひ装着車を買って欲しい!

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