グリーンピースの中にクルマ好きがいるらしく新型プリウスを絶賛か?
過激な環境団体で知られるグリーンピースの気候変動担当が「プリウスなどHV車が増えることで地球の気候危機はさらに拡大する」とコメントを出した。何と! 車種指定である! 今までの50プリウスについちゃナニも言わず、その他のハイブリッド車についても反応しておらず。どういうことか推測すると、グリーンピースのクルマ好きが「これはアカン! カッコいい!」かと。
実際、先日も記事を書いた通り新型プリウスは海外で絶賛されてる。グリーンピースまでも「売れる!」と思ったに違いない。確かに電気自動車の普及速度を見ていると、未だ全開に遠い。もちろん増えてはきているが、新型プリウスのような燃費良くて魅力あるハイブリッド車など出たら電気自動車にブレーキを掛けると危惧しているんだと思う。そうかもしれません。
一方、二酸化炭素排出量削減のため現時点での「解」を出すなら、リッター25km/L走るプリウスが最高点を取る! 世界の平均レベルを見てもいまだ電気は二酸化炭素を排出して作っているし(太陽光発電パネルも今は化石燃料燃やしたエネルギー使う)、電池だって同じ。本日時点で生涯二酸化炭素排出量(生産時から廃車時まで)を算出したらプリウスがNo1かも。
したがって新型プリウスが売れる=絶対的な二酸化炭素排出量は減る。まぁそんなこと考えないのがグリーンピースらしいですが。いずれにしろ突如攻撃したくなっちゃうほど新型プリウスはカッコ良いということだ。ちなみに新型プリウスPHVは屋根の太陽光発電パネルで作った電力だけで年間1250kmほど走れる。ボンネットも太陽光発電パネルにすると2000kmか? 侮れない数字だ。
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どこぞの鯨保護団体といい、枝豆団体といい、どうなんでしょう。
最初は純粋なボランティア活動でも、団体になれば運営資金が必要だし、金になるなら当然その手の輩も仲間入りしますわね。そして金を集め動かすために、主義主張や仮想敵がエスカレートして、どんどん現実離れしていく。
そういう意味では、EV至上主義も実はそれに近いと思い始めています。
植民地支配が大好きな欧州勢が押し付けることは、話半分にしておいたほうがいいかもしれません。
もちろんカーボンニュートラルは、人類の課題として取り組まなければなりません。でもEV至上主義は、それをダシにしている節がありありですからね。
なぜプリウスは“大変身”したのか トヨタが狙う世界市場での逆転策
https://t.co/1Qn5kaGhFv
グリーンピースがもはや環境保護団体ではないことは周知の事実なので、この人たちに何を言われてもどう反応したらよいのやら?と言ったところです。下手に触れて反社扱いされるのも嫌だし、クレダさんも最近おとなしい。
EVを普及させたい・その技術は重要だと思いますが、需要というものもありますので、世界平均でシェア10%といってもかなり頑張っている方だと思います。ノルウェーの北部で揉み返し、いや揺り返しがあるみたいですが。
しかし、残る90%の一般ピープルカーがプリウスになったら、これまた、むしろそのほうが現実解としてCO2も減り、電気のない地域でも電気が作れ、だいぶ世界がハッピーになれます。
一応、工場廃気とかヤバイ空気も吸って燃やせば、クリーンにして排ガスを出すので、そのグリーン何とかの活動より世の中の役に立っているのですよ。
欧米のプリウスまたはプリウスαのタクシー・ドライバーが「運転はつまらないけどガソリン代が安くて助かっているよ」は誠に的を得たご意見だと思います。
新型プリウス、値段も発表されていないので想像するしかありませんが、多分350万円を大きく外した価格ではないと思います。
燃費ということでは最早疑うこともできない位のスーパーカー、デザインも多分600万円くらいだったら「安い!」と言ってしまう人もいるでしょう。
過激な環境団体に名指しで敵視されるって凄いことだと思います。
普通に考えればビッグブロックの7リッターV8とかがやり玉に上がりそうですが、1.8とか2リッターのハイブリッド車が敵視されていることに凄まじさを感じます。
プレスリーやビートルズって音楽に欠かせないピースですが、一番活躍した時代って「腰をくねらせてハレンチだ!」とか「あのおかっぱ頭が女々しくて許せない!」なんて社会の危険視扱いされたこともあったよう。
毒にも薬にもならん「どうでもいい存在」なら話題にもならない。
賞賛とアンチが存在するというのは無視できないくらいの魅力があるってことの裏返しなんだと思っています。
今回のプリウスは私は「いいね!」しか今のところ考えられません。
東京の皆さんは、
本国の太陽光パネルを設置し、
本国の電気自動車を購入し、
本国のGDPに貢献しようではありませんか。
トンキンと呼ばれるその日まで。