サッカーと同じく「攻め」と「守り」を明確に分けた自動車メーカーが強い! 好対照はトヨタとホンダ

自動車メーカーの業績を見ると、優勝劣敗が明確になりつつある。説明するまでもなくトヨタの1人勝ち。日産と三菱自動車は大マイナスだったものの、ここにきて足を引っ張る勢力なくなり財政状況良くなってきた。プラスになるかどうか読めないですけど。大幅な円安のため利益上げられているとはいえ、明らかにジリ貧状態になっているのがホンダとマツダだ。

なぜ伸びて、なぜジリ貧か? こらもう簡単。攻めと守りが交雑していることを考えたら、自動車産業ってサッカーに似ている。状況を見て攻め、状況を見て守る。それだけじゃなく、攻めの専門家と守りの専門家を配し、それぞれセンスのある人を起用します。最後の守りはキーパーという手まで使える人が居てカバーする。トヨタを見てるとバランス良いサッカーチーム的。

日産と三菱自動車は今まで監督がダメダメの超ダメで、攻めと守りのセオリーすら解っていなかったように思う。選手間での「足を引っ張り合い」を監督もコントロール出来ず。そればかりチーム予算を監督やコーチ陣が使い込むようなことまでやっており、終わっていた。直近を見ると監督はそれらしい仕事をしており、元々良い選手を揃えていたので中クラスまで戻れる雰囲気。

ホンダの場合、選手は優勝争い出来るほど能力高い。けれど戦略を考えるコーチ陣はサッカーを知らず、サッカーも好きじゃ無いように見える。トヨタあたりと比べたら攻める気を感じないほど厳しい。100歩譲って鉄壁のように守れば点は取られないかもしれないが、守りの戦略だって弱い。欧州や日本、2輪は失点続き。加えてオウンゴール多いためいかんともしがたいです。

マツダはサッカーしてるのか野球してるのか全く解らない監督代行が采配を振るっていた。自分がルール作ったスポーツで選手を叱咤するのみ。単なるパワハラです。メンタルに来ちゃう人だって出てくる。監督代行がいなくなり、サッカーを知ってる人がヘッドコーチになったので、ここから挽回出来るかもしれません。ただ今までの失敗による代償はあまりに大きい。

そんなことを考えながら参院選挙に向けたTV討論を見ていると、自動車メーカーより1000倍くらい酷い。皆さん票が欲しいだけなのだろう。国民にお金を配ることしか訴えていない。税金をどうやって確保するか対案無し。「全員でキーパーやります!」と言ってるように聞こえる。点獲らないと勝てない。勝てなければ順位は下がる一方だ。攻めようという政党、無し。

本来なら我が国も強いサッカーチームのようにしなければならない。20%くらいは失敗してもいいからとにかく攻めることばかり考える。得点出来なくても「攻めたからいい!」で割り切る。そして守ったり攻めたり戦略を考えたりする自由度の高い動きをする人達が40%。守ることを考える人達は40%いれば十分でしょう。守る人も、攻めることを考えていれば100点だ。

日本の政治もそのくらいのバランスが好ましい。そして失点を防ぐ最後の防御策がゴールキーパーであり、ここは生活保護やシェルターでキッチリ守るべき。なのに参院選挙を見てるとゴールーキーパーの話に終始している。優れたフォワードを育てようという話無し。こんな政治を見てると優れた能力を持つフォワードもミッドフィルダーもイヤになります。

TVは生活に困っている人を取り上げる。見ると90%「何でこんな人を選んだの?」という配偶者だったり、仕事する気がなかったり。”求人する側”の難しさを考えたら仕事無いとは思えない。もう少しニュートラルに取材すれば酷くない状況が見えてくる。それじゃ視聴率稼げないから困った人を取り上げる。ある意味、参院選挙と同じですね。回りは困っている人だらけですか? 

メディアもキレイ事に終始する11人キーパー論ばかり取り上げる。20%が思い切り攻められるような国にしようとせず、賃金上がらないと弱い人達の味方をしている”良い人”になってます。それで視聴率が取れるのだから、ビジネスとしちゃ正しいのかもしれませんが。実力ある企業や人はたくさん利益上げ、外貨を稼ぎ、お金を使い、国に貢献しましょう。

日曜日22時からJスポーツでサファリラリーの怪説をさせて頂いてます。11月に開催されるラリージャパンの応援団長として御指名されたので今まで以上に応援して行きます! いよいよ7月16日からサービスパークの入場券販売が始まるとのこと。発行枚数は少ないようなので、早めにどうぞ! SS観戦券は7月28日に発売開始。皆さん11月は愛知と岐阜へ! 人生楽しみましょう!

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