スカイGとスカイD
マツダの次世代エンジンである『スカイG』(ガソリン)と『スカイD』(ディーゼル)の試乗&紹介記事が9月10日売り号
から出ている。いろいろ読んでみたけれど、イマイチよく解らなかったりします。例えば圧縮比14を可能としているスカイGのコア技術はタコ足排気。これでノッキングを防止しているという。
また、スカイDは雑誌によって「ポスト新長期規制クリアするのに後処理装置が不要」と紹介されているけれど、ホントなら凄い! 酸化触媒+DPFは必要では? これまたディーゼルとしちゃ異例に低い圧縮比14を実現したためなんだとか。そして共通するのは、2リッターとしちゃ圧倒的なパワーと燃費。
つまりガソリンはタコ足排気で。ディーゼルは低圧縮比で高いハードルをクリアしたという。私の場合「内容を検証できない大本営発表はとりあえず疑いなさい」という故大森実氏の教えに従う。発売を楽しみにしたい。もしスカイG&Dの性能がマツダの主張通りなら、パワートレインの革命が起きる。
だってデミオ級にスカイGを搭載すれば、現在24km/Lのフィットやマーチより15%向上するとして28km/Lに。もはやハイブリッドやアイドルス
トップなんか不要。ガソリエンジンの25万円高程度になると言われるスカイDも間違いなくDセグメント以上の標準パワーユニットになるだろう。
こう書くと「もしタコ足排気や低圧縮化で劇的な改善が出来るなら他のメーカーだってやっていたでしょ」と思う人も少なくないかと。数字がホントだとするとプラスαの技術を使っていると考えます。なんせロータリーエンジンを実用化出来たの、世界でマツダだけだったのだ。次の情報を待ちたい。
ちなみにスカイGもスカイDもウワサ通りの実力を持っていればハイブリッド車用のパワーユニットとしても使える。スカイGはプリウス級以下に。スカイDが安価ならアテンザ級以上のハイブリッドだって実用化出来る。トヨタはハイブリッドの技術供与と引き替えにマツダのエンジンを導入したらいい。
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マツダ頑張れ〜!と応援しています。
広告出稿を控えているのも、予算やブランド戦略のすべてをSKYエンジンに集約して爆発させるためであると、大いに期待しています。
以前、どうということのない1500ccの4ATの先代アクセラセダンをレンタカーで借りたのですが、あまりに思い通りに走るので運転がとても楽しかったのですね。以来マツダ車が好きになりました。
引退直前に貴島さんも、「次期ロードスターの命題はダウンサイジング」と話していたそうですから、きっと、やってくれると思います。
>>「内容を検証できない大本営発表はとりあえず疑いなさい」
あまりぱっとしないはずの会社がこれをやるのは潰れる前兆っていう法則が、自分の経験則ですがあります。
こういうことをブログにズバッと載せることに称賛したいですが、本当は更に裏を知っているんだろうなぁとも思っています。
フォードが黙っている、というのが、全てを物語っていると思います。それほど画期的ならマツダの株を買い増ししてでも、世界展開するでしょう。
http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl
上記の特許庁で公開されている特許情報を検索すれば分かるかも知れませんが、半日くらい潰れそうです。そもそも、タコ足排気は特許じゃないし…。
マツダは応援しているので、他社のGDIの時みたいにならなければ良いと願います。
過去、三菱GDIエンジンのように効果がないどころか、トラブル引き起こしたものもありました。また、マツダが最近だしたistopそれほど低燃費でないようですし、他社は電子回路での補機類バックアプが一般化してるのに、istopは重いバッテリーを余分に積んでるなど遅れてます。
私も大本営発表には、大いに疑いをもってます。
ガセネタと言う人も多いみたいですが、
SKY-Dの事は、
地元なので、色々と情報が入ってきています。
(地元にいると、結構びっくりするくらい情報が流れてきます、、、)
また、
3.4年前に、
日産からかなりのエンジニアをヘッドハンティングしたそうだすが、
日産のエンジニア達は、開発についてこれなかったそうです。
その時期から、
このエンジンを研究開発していたのもしれません。
どちらにしても、今のご時世、
ガセを流すように事をしていたら、
メインバンクが、手を引いていくので
そのような事はないと思いますが。。。。。
タコ足排気のマツダSKY-Gシステム。いかにも「コロンブスの卵」のようだが、圧縮比14:1までOKとなると相当量のポテンシャルを有するのだろう。同システムにi-STOPを組み合わせると鬼に金棒、デミオ級では30-32km/l、そのすぐ上=1.5-2.0Lのアクセラ級では20-25km/lをさほど無理なく稼ぐことも考えられ、ガソリンエンジンの魅力と相まってプリウスもホンダ・インサイトもご用心だろう。
ここで、従来(アイデアは買えるが)さほどの低燃費につながらなかったi-STOP機構も俄然生きてくるわけで、SKY-G、SKY-Dを土台にやがてはハイブリッドにつなげて行くと有力な存在だと思う。
折も折、次期マツダ・ロードスターの噂が盛んに流れており、同車はSKY-Gの1.5L搭載にして新開発のより軽量なアイドルストップ機構と組み合わせて巷間叫ばれる全長3700mm、重量1トン未満のサイズの中に搭載すれば初代ロードスター同様のインパクトをマーケットにもたらすことも期待でき、今後のマツダが楽しみだ。
広報資料の公開がされているようです。
内容はかなりのものですね。
まゆつばなんてとんでもないです。