スバル、ガソリンがぶ飲みのローテク車ばっかり! 新型レガシィも燃費悪く日本発売出来ず

ここにきてスバルが揺れているようだ。例えば新型レヴォーグ。東京モーターショーで市販バージョンを見せたため、発売間近だと思われていたものの、どうやら2020年の9月以降になるらしい。現行レヴォーグ、もはや古くて魅力失せた。なるべく早いタイミングでカッコ良い新型に切り換えたらいいのに。漏れ伝わる情報によれば新型アイサイトでも紆余曲折した模様。

コトの発端は歴代経営陣がアイサイトの実力を評価出来なかったことから始まったようだ。何度か書いてきた通りスバルの経営陣、アメリカで巨額の利益を上げながら、なぜか先行開発に掛ける予算を極端にケチってきた。気がついてみたらアイサイトの性能、完全に埋もれてしまう。あまりにケチるものだから共同開発してきた日立AMSもアタマから湯気だし、ヤル気喪失。

スバルからすれば「ここまで面倒みてやったのに!」で、日立AMSとケンカ別れのようになり、次期型アイサイトの自社開発を断念。スウェーデンのオートリブと組んでやることになったようだ。これが2017年末~2018年夏くらいまでの話です。新型レヴォーグもモービルアイのカメラ使うオートリブ社のシステムになると言われている。この真贋は現時点で不明ですが。

もう一つは燃費規制。御存知の通りEJ20ターボもFA20ターボも絶版になる。なぜか? 2020年までにCAFE(企業平均燃費)20,3km/Lを達成しなくちゃならないからだ。WRX STIの9,4km/Lはもちろん、FA20ターボ積むレヴォーグやWRX S4の13,2km/Lなんてモデルがあると、とうていCAFEなどクリア出来ない。スバル、簡易型ハイブリッド車ですらCAFEに届かない。

つまりスバル車って、全てガソリンがぶ飲みモデルしかないのだった。グレタさんからすれば、ダメダメな企業です。スバル、どうしてこんな技術力の無いメーカーになってしまったのだろう。新型レヴォーグは1500ccと1800ccのターボエンジンになるようだけれど、モーター使わず20,3km/Lを達成出来るのだろうか? トヨタのようにWLTCですら36km/Lというモデルも無し。

参考までにスバル車の最も良いグレードの燃費を挙げると、インプレッサ17,2km/L(JC08)。XV15km/L(WLTC)。フォレスター14km/L(WLTC)。BRZ12,8km/L(WLTC)等々、CAFEをクリア出来るモデルがお見事に無し! トヨタなど2トン近いRAV4ですら21,4km/L(WLTC)です。トヨタから技術を供給してもらっても、そんなスバル車など誰だって買わない。

追記・スバルから切られた日立AMSはステレオカメラの向きを従来より外側に向け、3眼カメラに近い視野持つ技術を開発しているという。

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