スバルの大崎次期社長にご挨拶しました。昨日の毛籠さんに続き、なんだか希望が涌いてきました
鈴鹿S耐の予選が始まる前、スバルのホスピタリティでカツカレー食べながら広報の人とにょろにょろ話をしていたら、次期社長の大崎さんが! メディアとしちゃ初会見か(大げさ)。エンジン部門だったということで4代目レガシィまでいろんなことを教えて貰ったスバルのエンジンをやっていた五味さんに怒られましたか? とお聞きしたら「荒澤さんの方が厳しかったです。笑」。
荒澤さんはスバルのサムライの一人。一番切れ味が鋭かったと思う。4代目レガシィを仕立てた人で、勇退は副社長でした。何度かスキー修行をご一緒したのだけれど完璧な競技スキー。いつもヘルメット着装です。おっと大崎さんの話でした。そんなサムライ達に鍛えられたなら安心です。現社長の中村さんは社内受けがいいようだけれど、ついにメディアの前に出てきませんでしたね。
結果、スバルをどうしたいのか最後まで解らず。私の唯一の取り柄は人に対する感性だと思っている。大崎さん、良いタイミングでスバルの社長になってくれたと思う。しかも右腕に藤貫さんもいる。そうそう。本日、ベストカーWeb向けに藤貫さんに今後のスバルの話を聞きました。昨日のマツダに続き、大好きなクルマを作っているメーカーの明るいニュースに接し嬉しくて仕方ない。
右端が高齢になって苦労続きの田中さん
社長と言えば、8番ピットに鈴鹿サーキットの田中社長(正式にはホンダモビリティランド)が同業の桂さんと佐藤さんと一緒に冷やかしに来てくれた。田中さん、アメリカホンダの広報だった1997年に始めてトーランスで名刺交換させて頂いた。たまごっちが日本で流行っていることをLAの寿司屋さんで教えたこともあり、26年経った今でもたまごっちのことを話題にする。なんでやねん。
ジジイは久しぶりのレースを楽しんでます/写真 塩川君
その後、日本に戻り広報部長になりました。田中さんも激しくホンダのDNAを持っている人であり、しかもホンダ好き。辛そうだったのは新型コロナ渦でした。飄々とした人物ながら2021年の開催断念は本当に辛かったと思う。年齢的なものか、昔から知っている人のシャチョウさんも増えてきました。「この人はいいな!」と思っている人が社長になると本当に嬉しいです!
自動車業界は少し希望が出てきました。やっぱりどこも危機感を持っているんだと思います。これでトヨタとスバル、マツダ、そしてダイハツの関係がWBCのオールジャパンのようになるかもしれない。スズキは俊宏さんがコンサル好きなようだからインドで生き延びてください。顔が全く見えないホンダと日産どうするんでしょう? 三菱自動車は加藤さんが頑張ってくれそう。
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連携と打倒と個性、実現したらサイコーですよね。
「ONE TEAM JAPAN」で連携
打倒すべきは「カーボン」
そして解き放つ「個性」
自分で書いていて、日本の自動車メーカーがこうなったら、全く負ける気がしないもんネ!
これで政府が、他国並みにマトモなら良いのですが、せめて足を引っ張るのだけはやめてくれ〜!
と勝手に妄想しております。はい。
「社交界」というとWEB小説読みまくりの私の頭の中にはタキシードにシャンパングラスを持った男性陣が張り付けた笑顔で腹の探り合いをしている図とか、巻き髪盛りまくりの豪奢なドレスを着た女性とか、いつの時代だよ!というイメージがグルグルしております。(笑)
サーキット場が自動車会社の社交場って、もの凄く健全に思えます。
だって自分とこの自動車走らせて忌憚なく意見交換する場だろうから。
普通モータースポーツって勝利にこだわる余りギスギスしてしまいがちですが、スーパー耐久って何位でも真剣にレースしていればカッコイイ。
野球好きのおっさん達がバットとグローブ持って草野球に参加する感じ?
たまたま参加メンバーが社長だったり取締役だったり。
ホテルの大会場でのオンマイク会見に比べたらずっと気軽に「うっかり」できるのもイイ。
スバルはアイサイトーXの開発中に内外の人材が流出したと聞いていて、社外より社内を纏めることにエネルギーを使ったのかなと妄想しています。
その間も究極のICE車としてレヴォーグ始め発売されたのはスバルだよねと思います。
でも電動化は完全に出遅れ。
出遅れているから余裕がなくてスポーツモデルも自粛。
この辺りに「夜明けが見えてきた」というのならスバル党支持者としては嬉しいです。
噂のレヴォーグベースのアウトバックバージョン期待しちゃいます。