ソウルモーターショーの目玉は3モデル。インスターのNモデル、ルノー5みたいで気になりました

改めて電気自動車の面白さについて考えさせられた。重い電池を前後ホイールの床下に搭載するため、低重心で前後の重量バランス良好。駆動は前でも後ろでも前後でもOK。その気になったらミドシップのようにもRRのようにもFFのようにも作れる。下はインスターの皮を被ったスポーツモデルで、ミドシップならルノー5ターボみたいになりそう。もう少しデザインを煮詰めたら魅力的だ。

インスタロイドという車名でした

この車両、実は外観が発表される前にガンガン走っている。昨年韓国で行われたGazooとヒョンデNの共同イベントに持ち込まれ、みんなの前で派手な走りを披露。アイオニックNかと聞いたら「一回り小さいんです」。下はイベントで走った台車。アイオニックNも電気自動車じゃダントツの楽しさを実現しているが、それ以上に楽しという。ラリーなどで走らせたら相当イケるかもしれない。

インテリアは完全に競技車両。フル溶接のホンマモンのロールケージが組み込まれていて気合い十分! ヒョンデというメーカー、最近イケイケ。おそらくインスタロイドのような市販モデルが出てくると思う。ルノーが電気自動車の”5”を出してきたものの、中身の濃さじゃ全く勝てない。スバルとか三菱あたり、小型の電気自動車ベースの本格的なスポーツモデルを出してくれないかしら。

もう一つの目玉は新型ネッソ。燃料電池車である。取材してみたら韓国政府は我が国と違い燃料電池の普及にブレーキを掛ける気配無し。というかヒョンデグループからのプレッシャーもあるのだろう。トヨタも日本政府を動かすくらいの政治力あれば燃料電池技術を中国に移転する決断をしなくてよかったのに、と思う。スタック出力150馬力。満充填航続距離700km以上とMIRAIを凌ぐ。

日本の燃料電池乗用車はおそらくクラウンFCEVで中断だと思う。MIRAIと供に売れていないし、水素ステーションだって減る一方。新規に立ち上がるステーションもあるけれど、ウーヴンシティの隣に出来たエネオスなんか1kgあたり2750円! ガソリン16リッター分に相当する。燃料電池車は水素1kgで100km走る。つまり6.25km/Lのガソリン車と同じ燃料コストだ。無理です。

ヒョンデグループの起亜自動車はハイエースのような電気自動車をデビューさせた。カッコ良いデザインが多い起亜自動車としちゃ微妙ながら(私はライト形状がダメ)、この手の電気自動車は世界的に見て少ない。それなりのニーズはあるんじゃなかろうか。その他、ヒョンデも起亜自動車も会場に並んでいたクルマの半分くらいが電気自動車だった。いろんな意味で考えさせられる。

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