タカタのエアバッグ、古いタイプは爆発の確率50%!

タカタ製エアバッグのリコールが止まらない。昨日もトヨタから116万台。VWも13万台の追加リコールを出している。VWの場合2014年9月17日生産のモデルまで含まれているから驚く(トヨタは最も新しい車両で2011年12月28日の生産)。不具合が明確になった後に生産されたエアバッグまでリコールになっているのだから深刻だと思う。

さらに深刻なのが、爆発する確率の高さ。2008年以降に生産されている「吸湿剤入り改良型インフレーター」(エアバッグを展開させるガス発生装置)の爆発確率についてのデータは出ていないものの、それ以前のタイプは50%という高い確率で爆発するという。

つまりエアバッグを展開させる事故に遭遇すると、半々で危険な爆発をする。金属の破片が乗員を直撃する可能性はさらに落ちるとはいえ、ほぼロシアンルーレットと同じ確率。本来ならタカタがこういった「爆発の確率」を公表するべきだと思う。けれどデータは公開していない。<続きを読む>

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