トヨタ、ル・マン24卒業か?
1)ル・マン24がスタートした! いやいや夢のような展開でございますす! ポルシェやベンツやジャガーやア
2)されどレースは厳しい。まず8号車がグラベルに飛び出し、アウディ勢との競り合いになってしまう。そしてル・マンじゃ珍しい豪雨でコースオフ。ウエットタイヤにしときゃよかった。でもアウディとポルシェも1台
3)それにしてもこんなに楽しいル・マン24は初めて! 無理して速いんじゃなく、このまま走れば1位のままチェッカー受けられるだけのポテンシャルを持っていることが伝わってくるのだった。ドイツ人やイギリス
4)2番手ドライバーはサラザン。3時間経過時点でアウディに先行を許したものの10秒1差。このディスタンスをキープできていれば全く問題なし! むしろトップに出て無理するよりアウディの出方を待ったほうが良い。そして4時間時点でも9秒9差。やっぱりトヨタの作戦のようだ。
5)いやいやどうしましょ! 7時間が経過。ホントにトップのまま夜を迎えてしまっ
6)12時間が経過した時点でもトヨタvsアウディの接戦が続く! ただタイム差は2分! 依然として有利な状況。現時点で優勝の候補はトヨタとアウディの2台、そしてポルシェの4台に絞られてきた。12時間過ぎればクルマは安定する。4台全て大きいトラブルを起こすということはない。
7)明るくなり始めた頃、TOPを走っていた7番のトヨタがアルナージュでストップ! どうやら自力で動けなくなっている模様。空は赤くなってきているが、コースのカメラは真っ暗で状況不明。ラップボードを見ていると、ドンドン順位が落ちていく。このまま戻れなければリタイアです。
8)リタイアした7番車の状況が解った。全く通常通り走っていたら、アルナージュ手前で突如全ての電源が落ちると同時に出火したという。無線機も使えなくなり携帯電話でピットに連絡したそうな。ハイブリッド系か? この手のトラブル、一度もなかったらしく深刻です。
9)終盤にポルシェの2台がトラブルで遅れ、8号車は3位。ただトヨタにとって3位は納得できるポジションじゃないと思う。また、来年になるとポルシェだって黙っていない。アウディ以上に手ごわい敵になることだろう。やるなら今年以上に体制を組む必要がある。
ただその予算をWRCに投入するという選択もあります。なにしろトヨタのモータースポーツ史で最も成功し、最もブランドイメージを高めたのはWRCなのだった。ル・マン24で勝つのは意地のようなもの。市販車と無縁だ。そういった点からすればF1と同じであります。
むしろ日産にとってル・マン24は活躍の舞台として望ましい。P2クラスの圧倒的な日産エンジンのシェアを見たってわかること。ゴーンさんの理解だって得られることだろう。
<おすすめ記事>