トヨタ、BMWと燃料電池車開発で全面提携!

トヨタとBMWが燃料電池車の開発で全面提携するという。今までもBMWにスタックを供給するなど協力関係だったものの、一段と進めるということなんだろう。そのバックボーンに「ダメだこりゃ!」があると考える。実際、我が国に於ける水素インフラは改善するどころか劣化する一方。本日、久しぶりにMIRAIで都内に出た。水素3分の1くらいだったため練馬ステーションへ。

中古車は安いので近所にステーションあれば

木曜日は13時からの営業なので、14時過ぎに到着。するとどうよ! 「売り切れてます」ときた。昨日は休み。そして本日13時から営業です。日常茶飯事のため「どうなってるのか」とは思わず、とっとと諦め芝公園のステーションへ転進。ここは重要拠点だけにやってました。充填メーターを見ていたら、意外や意外! 本来なら82MP充填なのに71MPで終了。

走り出したらすぐ水素バーの位置が下に

満充填すれば航続距離が600km近いハズ。ステーションの人に聞いたらそういう運用にしているという。クルマ側のハードは余裕で82MP以上に耐えるスペックを持つ。これまた水素インフラとしちゃ後退だ。そのあたりはトヨタも解っているんだと思う。日本ダメね、ということです。BMW&ドイツなら水素社会をこじ開けてくれると期待したんだろう。

満を持して投入したクラウンセダンも燃料電池仕様は厳しいようだ。日本に於ける燃料電池乗用車ってこのままフェイドアウトしていくのだろうか? 今後さらに値落ちするだろうことを考えると、なるはやで手放すべきなんだろう。されど先代MIRAIは自動車好きとしちゃ最上級の楽しさを堪能させてくれた。WRCの先行車やったり、ラリー、レースで大活躍。

その息子ということを考えると感慨深い。加えて短い期間だったものの、満充填航続距離で世界一になった個体です。水素インフラが壊滅的になるまで手元に置いておこうと思う。何より乗ると素晴らしい! ADASこそ少しばかりワヤながら、乗り心地や滑らかさは特上! 繰り返すけれど、水素インフラさえしっかり作り上げたら最高のECOカーです。

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3 Responses to “トヨタ、BMWと燃料電池車開発で全面提携!”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    日本の水素事情は、モヤモヤだらけ。特にインフラ関係は、個人ではいかんともしがたいのが、残念無念。

    チャレンジした水素エコランでは、現行1位は韓国チームでしたっけ? ここは気合一発! 首位奪還に向けて、是非とも再チャレンジをばお願いしたいです!

  2. 誇り高きあのBMWへ水素技術をトヨタが…!! より:

    水素ステーションが増える処か減っている、使い勝手が悪くなっているのは、いつもの様に既得権益を守る為、関係する省庁、議員が暗躍しているんでしょうね。
    ガソリンの時代が長く続き過ぎた弊害だと思います。
    今回の全面提携は国内普及は当面難しいと読んだトヨタがまず海外での普及促進に力を注いで、その後にまた国内へという事なんでしょう。
    役人はどうしようも有りませんが、議員は近づいている選挙で痛い目に合ってもらうしかないですね。

  3. いき より:

    水素を民間で利益が出なければ誰もやりませんよ。
    国が率先して投資をするべきですね。
    まぁ、自民党のお友達に居ないのでしょうね。‍

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