トヨタに噛み付いた日本製鉄、アメリカにも噛み付いた！ 勝ち目があると思っているとすれば凄い！
お得意さんであり、しかもお得意さんと一緒に開発した鋼材にも関わらず日本製鉄は突如トヨタに対する訴訟を起こした。TOP同士の話合いもなし！ もちろんトヨタはたいそう立腹し「日本製鉄の鉄なんか絶対使わない！」と言い切るチーフエンジニアが続出した。トヨタは日本製鉄への依存度高い。そんなバックボーンなのに大幅値上げを突きつけ、背に腹を替えられないトヨタは飲んだ。
この時から「日本製鉄っておかしいんじゃね？」と思っていたけれど、何と！ バイデン大統領が「日本製鉄がUSスチールを買収することはまかりならん」と言うや「訴えてやる！」だって！ 日本製鉄、日本とアメリカの関係を知らないんだろうか？ そもそも訴えて勝てる可能性があると思っているとしたら、なるほどトヨタを訴えた企業だけあるなぁ～と驚く。アメリカの大統領とケンカする？
もちろん個人の感想なら問題無い。私なんか羽田空港や成田空港のアプローチでワケのワカラン迂回をさせられる度に（関東上空は広大なUSエアフォースの管制域が広がる）アメリカへの怒りを感じる。でも戦争して負けたんだから仕方ない。文句言ったって相手が「いいよ」と言わない限り無理。日本憲法の上に日米地位協定がある。民間も同じ。アメリカとの交渉はお願いベースです。
そんなアメリカに対し「訴えてやる！」ときた。一部の右派は「そうだそうだ！」と大喜びするだろうけれど、少なくもアメリカとビジネスをしている民間大手企業がそんなことしたら痛い目に遭うだけ。トランプさんが大統領になったら一段と厳しいことになるだろう。日本製鉄も経営陣に恵まれないらしい。二酸化炭素を大量に排出する製鉄は、厳しい時代を迎えるんじゃなかろうか。
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官営八幡製鐵所以来のお山の大将企業ですからね
アメリカに嚙みついたと聞くのもドン引きですが、NGを出したのはトランプ次期大統領でなく、バイデンさんなんですね。
日本製鉄は噂レベルで「無理じゃね？」と話が先月出たときも「今年中で終わる」と強気でした。
何かちゃんとしたルートで話を通してなかったんじゃないかと思います。