トヨタの世界シェア10%。ホンダ2輪の世界シェア20%! なのにレースでダメ。電気バイクで出遅れ

トヨタは4輪ギョウカイの世界シェアで言えば10%となる。2輪ギョウカイに於けるホンダの世界シェアは何と20%! 2位のヤマハで9%。3位ハーレー4%なので圧倒的と言ってよかろう。ナニをやっても強くて当然だ。なのになのに! モトGPで大スランプに陥ってしまっている。優勝どころかTOP10すら遠い状況。全くお話になっていないと言ってよい。

写真/HRC

さすがに「このあたりで本腰を据えなければダメだ」と思ったのだろう。新エンジンを投入してきたが、これまた思い通りにならず。山本雅史さんが指揮を取り始める前のF1(山本さんがトロロッソと手を握ったあたりから快進撃が始まる)のような展開だったりする。考えてみたらF1の第4期も始まりは全くお話になりませんでした。技術はあるものの指揮者ダメ。

サンマリノGPのリザルト。ホンダ最上位は15位

ついに30年来のメインスポンサーにすら見放されてしまい、レプソルカラーは2024年でオシマイ。ちなみに圧倒的な強さを誇るドカティは2輪シェアの1%。次に速いKTMで2%。ホンダは4輪シェアで世界3%。それで世界一のF1エンジンを作っていることを考えたら2輪ってお話になっていない。2輪OBの皆さんは激怒してるか、あきれてるか、知らんぷりしてるかだ。

圧倒的な強さを誇ったNSR500

2輪のやる気のなさはモトGPだけに限らない。本来なら電気バイクで世界の最先端を突っ走らないとならないのに、完全に出遅れてしまっている。日本で原付相当の電動バイクを出してはいるのだけれど、広報車を貸し出す際、交換用電池パックはメディアが会員になれという。4輪は充電カードも広報車に付けてくれるのに。ヤル気なし。ホンダ2輪の世界シェア、確実に落ちると思う。

これ見るとバイクに乗りたくなります。音出してご覧ください。最高ですよ!

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4 Responses to “トヨタの世界シェア10%。ホンダ2輪の世界シェア20%! なのにレースでダメ。電気バイクで出遅れ”

  1. しん より:

    ラップ約90秒のコースでトップから1秒以内に13台がひしめくレースなので そんなに卑下するほどでもないとは思いますが、それでも日本勢が表彰台独占していたころとは様相が違ってきてますね。
    輝きが戻るよう 頑張って欲しいものです。

    • 還暦オヤジ より:

      いやいや、大きな差でしょう。
      ワークスのライダーが揃って不満を言うくらいですから。
      現状ではアップデートを投入しても全く差が全く縮められていないわけですから。
      サンマリノGPではホンダ勢トップの中上選手が13位で「運が良かった。」なんて言うのですから。
      13位と言う順位が運が良くて獲得できた順位なのが現在のホンダのポジションなのですから。
      そしてそのレース直後の同サーキットでのアップデートを持ち込んだ公式テストでもジョアン・ミルに「大きな改善を期待していたけど、これが現実だ。」なんて言われてるのですから、今年はもうダメでしょうね、来年どこまで挽回で知るかです。
      因みに国内のJSB1000でもたった一台エントリーのドゥカティがホンダ、ヤマハワークスと互角以上のレースをしてますから、現時点では完全に追い越されましたね。

  2. キクリン より:

    素敵な動画ですねぇ
    久しぶに感動しました。
    この想いが経営に反映されたら
    もっと活気が出るんでしょうね

  3. コネカ より:

    ホンダの低迷を嘆くより、ドカティの活躍に拍手をと言いたい。F-1でセナ、プロの活躍の立役者、チーフエンジニアの後藤さんによるニューマチックバルブによる快進撃、フェラーリへ電撃移籍、それからフェラーリ、シューマッハの快進撃、そして今度はドカティの快進撃、の裏で後藤さんがドカティのエンジンに手を加えた、ニューマチックバルブを投入して、超高回転2気筒エンジンでフェラーリ、シューマッハの再現をドカティでやっている?妄想です、
    後藤さんバンザイ

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