トヨタバッシング?

アメリカでレクサスES350が暴走した件、その後、様々な情報を得たものの非常に解りにくい。まずクルマを運転していたのはベテラン(45歳)の
高速警察隊だという。したがってビギナーがパニックになって突っ込んだ、ということではありません。また、車両はディーラーの代車だったそうな。

ただフロアマットは純正オプションじゃなかったという。もしホントにレクサスのディーラー車が純正以外のフロアマットを使っていた、とすればそれはそれで問題か? 暴走の距離&時間は長きに渡り緊急通報で十分な時間の会話をしている。最終的にはハイウェイENDの交差点で回避操作をして路肩に飛び出したとさ
れてます。

理解できない点は二つ。「アクセルが操作できなくなった」と言っているのだけれど、例えば数秒単位で衝突するような事故であれば当然。されど電話している時間あれば、ツマ先で戻す等の対応は十分可能。というかアクセルが向こうに行ったままになったら、誰でもそういった対応をすると思う。ましてや高速警察官なのだ。

また、ES350のATはワイヤーコントロー
ル式なので、セレクトレバーをNレンジにするだけで駆動力抜ける。どうしてNレンジをセレクトしなかったか、というのが最大の疑問。エンジン停止は3秒間
『スタート/ストップ』ボタンを押し続けなければならず、これは知らなかったとしても仕方無い(皆さん覚えておくといい)。

トヨタバッシングの始まりでないことを望む。トヨタもいろんな意味で空気を読むべきだと思う。再び「嫌われる企業」に戻りたいのだろうか?

<おすすめ記事>

1 Responses to “トヨタバッシング?”

  1. Kei より:

    アメリカ西海岸に住んでいてアメリカ人のcar guysが多数友達にいますけど、特にこの件が話題になる事は無いですね。事故発生当時は夕方のニュースやACCESS HOLLYWOODのようなゴシップ系ニュース番組で取り上げられてましたけど、自分の知る限りその後は報道を目にしません。今後どうなるかは不況次第でしょうか。案外、自殺だったりして・・・。
    やはり車好きは日本の走り系車にかなり強い憧れを持っていて、お金の無い若者は10-15年前のシビックやインテグラをタイプR風に改造し、少しお金のある人だとRX-8や350Zの中古、もう少しお金に余裕のある人はWRX(ランサーは少数派です)、370zやAltima(スカイライン?)の新しい年式の中古あるいは新車に乗ってお金をかけていろいろ改造して楽しんでます。国産のスポーツタイプでは中古のマスタングとコルベットくらいしかいじれないし、V8はダサくて、車が重く、遅いし燃費が悪いので、つまんないんだそうです。
    なので、今回の件は新車販売には影響しても、走り好きの若者にはあまり関係無いかもですね。

このページの先頭へ