トヨタ凄いね! アメリカ工場で生産しているクルマをイベント用に空輸! ド~ンと並べた!

トヨタやるなぁ~! 富士で行われているスーパー耐久レース最終戦のイベント広場に行ったら、まずダッジRAM 1500 TRXがド~ン! こやつ、最高出力702馬力の6.2リッターV8スーパーチャージャーを搭載する化け物! 右にはF150ラプター! これまた720馬力の5.2リッターV8スーパーチャージャー搭載のトラックである。左がフォードのブロンコ。

どうしちゃったの? と思ったら右にアメリカで生産しているトヨタ車がズラリと並んでいる。トヨタ、アメリカで作っているクルマをホンキで日本へ導入しようとしているのだった。もちろん見慣れぬ巨大なクルマ達だからして、皆さん興味津々。以前も書いたけれど、自工会はなんでJMSでアメリカ車のコーナーを作らなかったのだろうか? トヨタ、意趣返しですね。

聞けばアメリカ工場で生産している10数台のトヨタ車、全て空輸したそうな! これを自工会がJMSでやって来日中のトランプさんに横須賀に向かうマリーン1の中で高市首相が写真でも見せたら一段とゴキゲン取れたのに。今後、トヨタは今回持ってきたクルマをイベントなどに展示するだろうから、話題性抜群になると思う。もちろんインテリアもエンジンルームも見放題!

なかでも興味深いのがフルサイズピックアップのタンドラ。トラックながらインテリアは完全にラグジュアリーな乗用車。大きい革張りのシートに、ソフトパッドのフルトリム。アメリカで何度かハンドル握ったけれど、乗り心地だって乗用車である。価格は6~8万ドルといったあたり。上下写真のダブルキャブの1784エディションで7万ドル台中盤くらい。

1ドル150円だと1100万円である。驚くべきことに乗用車を含めたアメリカのベストセラーカーはタンドラのライバルとなるフォードF150。安いのかと思えばショードボディの2ドアモデルで4万ドル(600万円)スタートだ。1ドル=120円になっても480万円スタートだから安くない。そんな価格のクルマが軽自動車のように使われているんだからアメリカって裕福です。

一昔前は5リッターV8がお約束だったものの、今やCAFE規制で燃費良くないとダメ。スタンダードモデルは3リッター以下の4気筒ターボである。売れ筋となっているダブルキャブの場合、タンドラはランクル300に搭載されている3.4リッターのV6ツインターボを搭載。395馬力/650Nmと5.7リッターV8よりパワフル。牽引能力5000kg! 巨大なモーターホームを引っ張れる。

全長5933mm×全幅2027mmは6255mm×2080mmのコースター(マイクロバス)とほぼ同じ。都内で乗ろうとすると物理的な制限掛かってしまう。路地なんか入れないですから。まぁセカンドカーです。それでも乗りたいという人は一定数いると思う。聞けば日本で登録するための準備も始めたそうな。国交省がグダグダ言うようならトランプさんに言いつけちゃえ!

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