トヨタ新型GRヤリスベースのWRカーを早くもシェイクダンさせた! ホンダF1は来週です

トヨタはWRC用の車両を作るため、量販モデルであるヤリスと違うボディにした。普通、2BOXカーは3ドアも5ドアも同じボディシェルを使う。フォード・フィエスタなど見ても、ドア数が違うだけ。下の写真は現在走らせている現行モデルベースのヤリスWRカーです。後席のヘッドスペースを確保するため、ルーフ後端は滑らかに下がって行く。後端の位置もラゲッジのため高い。

これだとリアウイングに当たる風が少なく、そして乱れている。そもそもこんな使い方をすることなんか想定してませんから。下は新型ヤリスGRベースの次期型WRカーです。ドライバーズシートの直後から滑らかにルーフが低くなって行く。ルーフとウイングの関係を見ると明らかに良い感じの空気が当たっているように見える。ルーフ後端なんか空力付加物になっちゃってるし!

写真/HENRI VUORINEN

ヤリス5ドアHB

「空気の流れが見える」というエイドリアン・ニューウェイのような天才じゃなくたってダウンフォース大きいと予想出来る。おそらくフロント側のダウンフォースも同じくらい大きくなっていることだろう。このあたりはバランスですから。ラリー車の空力、130km/hくらいから大きく寄与してくるそうな。アベレージスピード高いラウンドで大きな武器になること間違いなし!

すでに新型ヤリスのテスト走行が始まっている。動画を見る限り、もはや仕上がっている!(笑) これだけ早いタイミングで開発していたら、デビューと同時にガンガン走れるだろう。ちなみにホモロゲ取得は2万5千台作った(販売台数じゃない)時点です。どのくらい作れるのか不明ながら、2021年の夏か? フィンランドから始まる終盤戦に出てくる可能性大!

F1は2月19日から好例のバルセロナテストが始まる。不思議なことにレッドブルの速さは走ってもいないのに凄いと言われている(笑)。フェルスタッペンなんか全てのレースで表彰台に登れないことなんか無いと言ってる! F1ギョウカイって家族のようなもの。エイドリアン・ニューウェイが久々に気合い入れた2020年モデルのデータなど出回り始めた?

今シーズンは久し振りにF1を存分に楽しめそうな気がしてきました。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ