トランプ関税、日本は24%と高い。「非関税障壁があるから」との理由だけれど
トランプ関税が発表された。我が国は24%だという。理由について「自動車など非関税障壁があるから」としている。何度も書いてきている通り、自動車の場合、日本からアメリカに輸出するときと、アメリカから日本に輸出されるときの手続き上の差は無い。少数輸入などは、むしろ日本の方が緩い。衝突試験不要。排気ガス検査も1台やれば10台まで認めている。
カマロはアメリカ製ながら部品はメキシコやカナダから
「もっと障壁を無くせ」というのなら、アメリカ車はそのまんまで車検通るように認めるしかない。ヘッドライトを左側通行用にするくらいで問題無いと思う。ただ以前も書いた通り、GMやフォード、Jeepといったアメリカンブランドであってもアメリカで生産しているモデルとなると限られてくる。日本ブランドのアメリカ生産車を認めてもらうよう交渉する?
24%という関税を本当に掛けるか? まだ読めない。掛けるとしたらアメリカに巨額の投資をすると発表したヒョンデグループなんか茶番になる。しかも世界中の国に関税を掛けると、単にアメリカの物価が上昇するだけ。クルマの場合、アメリカ生産車は安くなるとトランプ大統領は思っているようだけれど、アメリカ生産車だって使っている部品はメキシコやカナダ製。
加えて純粋なアメリカ生産車も便乗値上げするに決まっている。そうなれば自動車メーカーとしちゃ「放置」しかない。アメリカに工場を作ると言っても高額の関税を掛けられるのなら、売れ行きは落ちるだろうけれど販売価格に転嫁するのが最善の手と考える。みんなで関税払えばクルマの価格が上がるだけですから。全方位関税はアメリカにとって大失策だと思う。
さてどうなるか? 静観するのが一番かも。
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