ネクスコ中日本、ETCトラブル時の走行料金は請求しない、と発表。当然です
ネクスコ中日本はETCトラブル時に走行したクルマについて「請求しない。払い込んだ人には還付する」と発表した。当然である。最初から私は「請求されるまで支払うことは無い」と書いてきた。当時「支払わないと違法!」とネクスコ日本の肩を持ったメディアは、全て役に立つ情報を発信出来なかったということです。そもそも消費者の側に立ってない。
この件で私は『DayDay』と『ごごスマ』の生放送で「請求されたら支払えばいい」とアナウンスし、両番組供にそのまま放送(生だから当然ですね)。放送後もトラブル無しだった。こういった実績でメディアの信頼性(ドッチの側についているか、ということです)解る。番組がネクスコ中日本側だったら強烈なクレーム入って私は出入り禁止です。そうならなかった。
プロデューサーの姿勢なんだと思う。ちなみに還付するという判断、支払った人や会社から訴えられたら勝てないからだ。以前も書いた通りネクスコは自らの瑕疵があった時は、自らの責任と明記してある。ETCのトラブル出た場合、20年前ならともかく、現状だと収受ゲートだけじゃ通行車両を裁けない状況。ETCトラブル=通常の運用が出来ないということになります。
おそらく今後はETCシステムにトラブル出たら、その時点でゲートを開放することになるだろう。道路って生活の基盤。それでいい思う。ちなみに先日の逆走事故もネクスコはどのICから入ったのか、すぐ解るハズ。そういった情報を流さなかったことも(警察には流したろうが、記者クラブとの関係悪かったのか情報共有出来ず)、問題にすべきだと思う。
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ERESTAGE LABさんというyoutubeがどこから入手したかわかりませんが、今回のトラブルの報告書を解説しております。とても詳細に解説されており、こりゃ復旧に時間がかかる(当初言われていた深夜料金のソフト更新にはバグが無かった)と思われる内容です。
言及は、されていませんが、ネクスコ側が効率化のために勝手に追加していた内容が伝わっておらず手間取ったようです。まあ、この辺がバレると管理体制の不備で天下り経営陣が責任取らされるので、半分の責任は下請けのソフトウエア会社のような雰囲気をつくって幕引きを図ったんでしょうね。
ソフト会社には、何も言わない代わりに随意契約なんかして補填かな。
トラブルが起きた際の初期対応の悪さ、その後の支払いについてのゴタゴタ、役に立たないマスコミ、見てられないですね。
結果的に支払い不要の判断までたどり着いたので、気になっていた方にとっては良かったと思います。
それにしてもトラブルの想定の甘さ、判断の遅さ、責任の曖昧さ、などなど随所でレベルの低さを感じます。
ヌクヌクしてたいのにトラブルなんて起こさないでよーと、現場の人間だけが責任取らされてそうな気がしました。
日本人は組織化すると腐りますね。