ノートのマイナーチェンジ、なんか違う方にいっちゃいましたね。日産もデザインが‥‥
ノートがマイナーチェンジを行った。少しばかり気になったのはフロントデザイン。日産のデザインを率いているのはアルフォンソさんで、このところ「いいね!」と思えるクルマを出してきている。しかしノートのデザインを見て「う~ん」。前期型の方がBセグのクルマにはマッチしているような気がしてならない。マイナーチェンジしたノート、ぼってりしちゃった。
前から見ると上下方向に伸びた感じ。マイナー前の方がワイド&ローに見えます。Bセグ、エラそうなフロントにすると、なんか違う。自動車デザインの文法から外れる。JMSに出展されたコンセプトカーにも言えることながら、日産、方向性を変えつつあるように思えます。先日、近未来に出るクルマのデザインを見せるイベントもあったようだけれど、果たしていかに?
ちなみに下はインフィニティのコンセプトカーである。ボディサイド美しいがフロントとの相性良くないです。というか、今やアメリカに限らず世界の流れはロー&ワイドじゃなく、カッコ良いハイライダーだと思う。車高低くすると側面衝突に代表されるパッシブセーフティ性能や、視野などで不利。乗降性だって悪くなってしまう。アメリカなんか明確に高い位置に座りたい傾向。
車高を確保しながらスタイリッシュに見えるデザインがこれから重要になっていく。重いバッテリーを床下に積む電気自動車は、背高だってハンドリングを追求出来るし。1960年代に流行ったスペックからワイド&ローを追求したデザインテーマ、クラシックになってしまった。背高でワイドに見えるデザインが流行ります。マイナーチェンジのノート、そのあたりを考えていない。
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ノートのマイナーどう観ても元のままが良いですね。
このデザインコードは厚みのあるプロポーションじゃ無いと成り立たないと思います。
ROOX、デイズなんかもセレナ風のフロントグリルで統一したいようですね。ま、ROOXなんかは上位のセレナふうにする意図は分かります。一方、ノートはいままでのイケイケのグリルからマイルドになって、フィットに近づいたように見えます。フィットには追い風かな。
でも、前期のほうが良かった。
あるいはオーラとの差別化したいのかもしれませんね。
ルークスとデイズがMCでセレナ顔になったのはかっこよくなったと思ったのですが、ノートのセレナ顔は特にかっこいいとは思わないですね。
セレナ顔がかっこ悪いのではなく、ノートのカタチにあわないように思えます。
デザイン面だけでなく、ノートのMCは機能面での目新しい進歩もないし、売り上げが伸び悩まなければいいですね。