ノートeパワー、支払い総額248万7456円アピール作戦を開始!
日産が下のような販売政略を始めた。新型ノート、メディアやSNSでも「高い」と言われており、売れ行きは伸び悩んでいる。いや、正確に書くと、発表直後こそ好調だったものの、右肩下がりになってます。SNSなどじゃ「見積もり取ったら300万円を超えた!」など酷評。確かに欲しいアイテムは軒並み高価なセットオプション。あっという間に300万円を超える。
加えて今やBセグといえどもSUV人気。ヤリスならヤリスクロス。日産もキックスにユーザを持って行かれてしまっている。300万円のBセグ、売れるワケない--ということに日産は気付いたんだろう。売れなくても気付かない(気づいている人は多いけれど上がKY?)ホンダと明らかに違う。支払総額248万7456円と聞けば、イッキに気持ちは動き始めるというモノ。
ちなみに上の価格は特別仕様車じゃなく、値引きも無し。ガチの正規グレード+正規オプションです。ホントかどうか確認してみた。まずグレードは中間の『S』(202万9500円)。加算無しのボディカラーを選び、アンテナなどナビ装着するためのオプション2万7500円とナビ、ETC、ドラレコのセット31万7172円を付けて総額248万8176円になった。気になるのは装備内容。
付いていないのはブラインドスポット警告と後進時の自動ブレーキ、革巻きハンドル、アルミホイールなど、スマートキー。付いているのは自動ブレーキ、バックソナー、オートエアコンといった具合。もっといえば、総額248万8176円のノート、最初から私が推奨している買い方といってよい。賢い買い方を日産も提案しているワケ。正直で良いと思う。
そうそう。なぜか上の総額にはフロアマットが含まれていない。フロアマットを足したら250万円を超えちゃうからか? このあたりは重箱の隅ですね。実際に買うとなれば値引きと下取りの増額などプッシュすることをすすめておく。とにかくアレコレとオプション付けるのはやめること。上の記事にも書いた通り300万円出すとなれば割高感大。250万円なら価値大!
私なら31万7172円のナビは付けず、11万8800円で付けられるブラインドスポット警告と後進時の自動ブレーキ+インテリジェントキーのパッケージを選ぶ。ナビとドラレコは社外品。ETCはディーラーにサービスしてもらう。そうすれば日産に支払う金額が226万2844円。15万円くらいの予算でナビとドラレコを付けたらいいと思う。安全をキッチリ担保して総額240万円くらいです。
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