バイクの2025年問題。原付の排気ガス規制などが厳しくなるのだけど、もはや電気バイクでいいと思う

バイク業界が2025年問題でかますびしい。2025年11月から排気ガス規制が厳しくなり、同時に2輪にもOBD2の実装が義務づけられる。排気量大きいと触媒の暖まりも早いけれど50ccじゃいかんともしがたい。電熱ヒーター等必要。加えてただでさえABSだヘチマだナスだキュウリだと車両価格高騰の要因ばかりなのにOBD2まで! 50ccも庶民の足じゃ無くなる。

そんなことから125ccまでを5.44馬力に絞り、50cc(普通免許でも乗れる原付1種)扱いにしようという流れなのだけれど、やはりOBD2ガーとなれば価格は高騰してしまう。だったらイッキに電気バイクにしたらいいと思う。すでに『EM1 e:』という原付1種登録の電気バイクを販売しており、車両本来価格15万6200円。一番安い50ccで17万9300円だ。

ただ15万6200円は電池無し。『ガチャコ』というレンタル電池サービスを利用することになる。料金は400kmくらい走れる電気使用量込みで2805円。400km走れるガソリン代と大差なし。最近高い価格設定が多いホンダだから15万6200円になるものの、スズキとか気合い入れて作ったら10万円くらいまでコストダウン出来そう。なんせエンジン不要ですから。

そもそもEM1 e:用の電池って1.3kWhしかないのに10万8900円もする! 今や1.3kWhなら長寿命のリン酸鉄リチウム電池で中身3万円くらい。頒価6万円なら難しくないと思う。家庭用電力ならガチャコ2805円分の15kWhで600円。毎月2200円浮く。6万円で電池買っても27ヶ月使うとモトが取れちゃう。電気なら日本全国津々浦々まで届いてる。原付はイッキに電動化でいいと思う。

参考までに書いておくと、東京都登録なら電池付きの32万円を買うと国の補助金2万3千円と、東京都の補助金11万5千円が出るため50ccバイクと同等の18万2千円で購入可能。

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5 Responses to “バイクの2025年問題。原付の排気ガス規制などが厳しくなるのだけど、もはや電気バイクでいいと思う”

  1. 還暦オヤジ より:

    どうせ50ccなんか国内でしか売れないし下駄代わりなんだから規制の例外にすれば良いのに排気量や使用環境、ユーザ環境に考慮しないで一律に規制する。
    自動車メーカーに対する認証のの件と言い国交省の役人にはお勉強は出来るけど自分の頭で考えると言うことが出来ないアホしかいないのか。

  2. ひまわり より:

    新たに販売するやつの環境対策が重要なのは言うまでもありませんが、2stのやつはもう公道走行は禁止にして欲しい。

  3. タウンメイト70に乗ってます より:

    車検ないからか違法改造なのか分からないですけど焚き火でもしてるんじゃないかってくらい白煙モクモクの原付が近所を走ってます。
    誇張でもなく後続車両数台が煙で隠れるくらいです。
    原付は全部電動で良いですよね。それこそ国内メーカーに補助金でも出せば良い話。

  4. 池川ホンダモータース(仮名) より:

    ホンダのEM1eはタイヤサイズと車重(90Kg)で言えば実質100ccスクーターで現状の50ccガソバイクの代替には適切でない商品です。
    田舎の高知県ではホンダバイク販売店42店の中で電動バイク契約店2店(笑)でガチャコも当分来ないでしょう。
    50cc代替として良品の特定原付出てほしい(2~3年先?)ですが、来年の生産終了で、小さいバイク屋の廃業は急加速やと思います。
    人口10万以下の町ではバイク屋無くなると予想(苦笑)
    (50ガソバイは投機的?にもお勧めします~ww)

  5. 戸谷 浩史 より:

    日本はなぜか、定格出力での細かい区分で、海外では最高出力による大まかな区分がめずらしくない。本当にその二輪の区分にどれだけ意義や合理性があるのかも議論してもらいたい。日本の産業は、空洞化期以降規制緩和が遅れて自滅の道をたどっているように見える。グリーン化特例でも二輪の環境性能は、かやの外だろう、そんなことで二輪で通勤等しようという人口の顕著な増加を期待できるわけがない。

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