バッテリー延命装置、中国じゃ当たり前だった~(泣)
いやいや常識は日々変わっていく! バッテリー延命装置について紹介したところ、様々な情報を頂いた。一番興味深かったのは「中国では使うことが当たり前ですよ」というもの。確かに今や中国は世界で一番鉛電池を使った電動化車両が普及している。街中でいっくらでも走ってますから。鉛電池を長持ちさせようとすれば「デサルフェーター」使うのが一番らしい。
デサルフェーターとは「サルフェーションを防ぐ」という意味。サルフェーションとは負極に付着する硫酸鉛の結晶で、電気の流れを阻害する。充電や放電しにくくなるため、バッテリー容量も性能も落ちてしまう。これを防ぐにはサルフェーション防止の液剤使うと言う手も有効ながら、一定の間隔で振動を伝えるのが最も効く。振動発生装置をデサルフェーターと呼ぶのだった。
どれどれ、と中国のWebサイトをチェックしてみたら、驚くほどたくさんのデサルフェーターが出回っている。安いタイプだと1000円くらい。1500円くらい出せばキチンとした評価出ている製品を入手出来るようだ。自動車用のバッテリーだけでなく、太陽光発電した電気を貯めるバッテリーにも使われているということで、需要もハンパないんだと思う。
もちろん我が国にもデサルフェーターを研究している人が居ます。詳しい人から紹介してもらったのは以下の製品。個人で作っているそうな。ハンドメイドだからして生産台数限られているため、すぐ売り切れになると思う。私は2個買ったので紹介しておく(インサイダー取り引きか? 笑)。1個2836円です。バッテリー電圧が13Vで稼働停止するというのが素晴らしい!
市販品は11~12Vまで稼働するタイプが多い。13Vだと主として充電中の稼働になるため、使わない期間長くてもバッテリー電圧下がらないで済む。また下のパルスコアという製品も高く評価されている。こらもう怪しい勘ながら、下の製品は効くと思う。デサルイフェーターの効果確認をするなら、5年以内で充電出来なくなったの壊れていないバッテリーを再生出来るかどうか、です。
先日紹介したサンダーアップBX-10の効能は不明ながら、使っている方からの情報によればBMWが10年持ち、現在シエンタは8年で問題無く使えているとのこと。資源を有効に使うという意味からも、興味深い製品だと思う。中華デサルフェーターも取り寄せて試験してみたい。その時は死にそうなバッテリーの方、使ってみてレポート頂きたい。ウチのバッテリー、ビンビンなんです。
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