フェアレディで450kmほど走りました。喜多見さんの評価、私と同じでしたね! 

とりあえず450kmほど一般道や高速道路、ワインディングロードを含め走ってみました。もちろん今までも3台ほど試乗したのだけれど、LSDの無いベースグレードのマニュアルは初めて。結論から書くと「なんか楽しいね!」。大いに気に入った次第。ただ仕事柄、全面肯定は出来ない。やっぱり問題点が見えてしまう。率直なインプレッションなど。

まず当たり前なのだけれど、全体的に古い。まっすぐ走らないのだった。おそらくリアサスのアライメント変化が少なからずあり進路をチョロチョロ乱す上、ステアリングのセンター付近のレスポンス悪い。結果、絶えずハンドルで修正しながら走らなくちゃならない。私のクルマだけかもしれないけれど、右に曲がっていこうとする。ハンドルはセンターが左にズレてます。

加えてワンダリングも出る。古いプラットフォームに245/45R18サイズは厳しいかもしれません。もう少しタイヤのパフォーマンスを下げたらよくなるか? コーナリングは普通に流している限り、全く問題なし。速度上げていくといろんな動きになっていく。喜多見さんに印象を聞いたら珍しく「う~ん!」。これといった対策が思い浮かばないという。

日産も相当頑張ったんだと思う。私はアメリカでの評価基準となっているスキッドパッドの限界(横G高いほど良い)を追求したネガが出ているんだと思う。タイヤ性能を落とすことで奥行き出てくると考えます。225/60R17のオフロード対応タイヤくらいなら自由自在に振り回せるんじゃなかろうか。下は喜多見さんの印象。カメラ止めた後「でもこのクルマ好き」だって。

私も1日乗って好きになりました。なんといっても速い! 400馬力ですから。カラーも良いチョイスでした(悪目立ちしますが)。意外なことに追い越し車線の流れに乗って走って満タンで700km以上走りそう。タンク容量は62Lだから、11km/L以上ということ。ノンビリ走ると14km/L近く走るかもしれない。次はポリッシュファクトリー及川達人の車体品質評価です!

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6 Responses to “フェアレディで450kmほど走りました。喜多見さんの評価、私と同じでしたね! ”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    セッティングや工作精度が甘いのはともかく、開発陣は与えられた限られたリソースから、自分達が乗りたいZを創リ出したのだと思います。

    「でも、このクルマ好き」

     久しぶりに、くるま好きのハートにヌキュ〜ンと刺さりました!!!

    ちなみにですね、
    タイヤ変えたら、ネオるのかしら?
    ネオッてから、タイヤを変えるのかしら?

  2. アミーゴ5号リボーン より:

    追記です。

    喜多見さんの何やら嬉しそうな表情の動画を見ていたら、「じゃじゃ馬娘」という昭和ワードを思い出しました。

    今の若い世代には、意味がわからないかもしれませんね。令和なら「うま娘」で、ニュアンスは全く異なるし。

    それにつけてもですよ、
    「じゃじゃ馬娘」とは、エンジン車最後と思われる新型フェアレディZに相応しいと感じました。

  3. zentu より:

    日産車のまっすぐ走らない件、やはりなのですね?私が今後生涯日産を買わないと決めた理由がそれです。
    クレームを掛け合ってもらえず。

    ハンドルセンターが新車でずれているのは初めて聞きました、
    ありえないですね。
    新車の製造ライン変えたのでしょうか

    尚、車検の際に予備車検場でサイドスリップ調整すると片側のタイロッドしか調整しないためハンドルセンターがズレますね。

    トヨタ、プジョー、BMWいつもビシッとセンター出ですが、他の自動車ディーラー車検は高確率でハンドルセンターずれます。スズキが一番酷い傾向で修正依頼したら8000円くらい整備料金とられましたが、頼んで治してもらいました。

    車検整備付き中古車買う際は、ハンドルセンターをきちんと出してから納車する様に伝えたほうがいいです。

    ちなみにですが、タイロッド調整はとても簡単です。
    ジャッキアップ不用でハンドルをめいっぱい切ればタイロッド調整できます。シビアなので1/8回転ずつトーイン方向に調整するのがおススメです

  4. キイロイトリ より:

    ラフロード仕様を検討しながら、敢えて純正装着LSDを選択しなかった事情を知りたかったりします。

    親方は社外の機械式LSDを検討してるのでしょうか?
    興味津々です。

    当方の購入した718には標準で機械式LSDが入ってますが、駐車場や交差点でゴリゴリ鳴ったり曲がりにくかったりもしません。
    まだ慣らし中でラフなアクセル操作をしてないのでLSDの利き具合も分かりませんが、イニシャルトルクがあまり掛かってないとするとコーナーのアクセルオンでガツっと大きく差動制限が掛かるデフなのでしょうかね。。。

    今のところLSDの存在を感じる場面には出くわしておりません。

    以前に24年も乗ってたFD1型RX-7にはトルセンLSDが入ってましたが、これは音もせず利きは穏やかでした。
    殆んど存在を感じさせないLSDだった印象です。

  5. たかけん より:

     先日はZのフロアマットサービスのカスハラ懸念コメントをさせてもらい日記内容の変更などお手間を取らせてしまいました。今回の記事のタイヤのサイズダウン化は全く同感です。

     今年4月に走行5万km車庫保管の新車同然の40ソアラ2004年式を安価に捕獲しました。純正タイヤが新型Zと同じ245/45R18サイズのランフラットタイヤで酷いハンドリングと乗り心地でしたが225/55R17サイズにダウンし軽量ホイールに装着したらソアラが別物のようにシットリした乗り心地になりハンドリングもジャイロ効果が減ったのかかなり軽快になりました。

     今回はタイヤ代をケチってブルーアースにしましたが高価なレグノにすれば更に良くなったと思います。現在の安価なブルーアースでもコスパ的には良好で純正ランフラットがあまりにも酷かったので満足度95%くらいです。

     ソアラと言う不滅の名車の名前を捨て去って途中からレクサスと名乗った不人気車ですが、実際に運転すると中高年にとっては静かで速くて30秒未満でオープンとクローズを切り替えられる点が予想以上に素晴らしく、一粒で2度オイシイです。

     V8・4.3リットルエンジンは大人しく走るとタイヤを細くした効果も相まって12km/L台の信じられない高燃費。以前乗っていた軽ワゴンの四駆ターボ車と同等の実燃費で大きな矛盾も感じる程ですが、自動車税が8.8万弱でコレだけがネックですが贅沢なバイクだと思えば全て許せる存在で3台もあるバイクは近々1台に絞ろうかと思う今日この頃です。
     ダメ元でのお願いですが40ソアラに細いレグノを履かせてのインプレをお願いします。場合によってはウチのソアラを提供します。仙台まで来て下さい。(笑)

    • たかけん より:

       上記の内容で一部勘違いと誤記があり、お詫びし訂正いたします。(たぶん誰も気付かないでしょうけど・・スルーで結構です。(汗))

       40ソアラのタイヤサイズは245/40R18でダウンサイズは225/50R17でした。タイヤ外径が653mmから658mmになりますがイノシシが真っ昼間に出没するような田舎に住んでいるためタイヤ外径と車高は1mmでも高いほうが‥

       それはともかく、純正ランフラットタイヤを4本交換するよりもサイズダウンしたエコタイヤだと軽量ホイール込みでも安く上がりました。

       雨天性能を重視したブルーアース(GT AE51)は太くて深い縦溝が4本掘られて接地面積が心細かったのですが、コーナーでは予想以上に踏ん張り、限界付近も恐怖感なくマイルドに流れ、かなりコスパが良いと思いました。

       もちろん、お値段相応の乗り心地で走行音もそれなりにあり、純正ランフラットが酷かったので相対的に向上した印象でしたがレグノを履かせたら最高のフィーリングになるかと思っています。(今回は予算オーバーで次回候補にします。)

       当方は国沢先生より3学年歳下ですが、還暦を過ぎると運転で思わぬポカミスもあったりし、幸い今まで致命的な状況にはなってませんが発生頻度が微妙に上がっているような、いないような・・ハインリッヒの法則から「分母」が大きいほど重大事故確率も上がりますので僭越ながらお互い気を付けて行(生)きたいものです。(笑)

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