フェアレディの新車塗装を日本TOPレベルの磨き屋さんにチェックしてもらったら……合格点でした
フェアレディの磨き&コーティングが完了! 及川さんにお願いすると皆さん受け渡しの時に「凄い!」になるけれど、私は少し違う。もちろん納車された時に驚きは大きいのだけれど、それより雨にあたった時などを考えると汚したくない気持ちが強く出てしまう--ということを知っているため、なるべく考えないようにしている。超喜ぶと乗りたくなくなっちゃうからだ。
納車されたまま洗わず持って行きました
ポリッシュファクトリーの凄さは1年経っても2年経っても、追いかけられる範囲で言えば10年経っても薄い洗剤で洗えばビカビカになること。楽しさが10年以上続くのだった。このクルマは10年後、6人の孫のウチ一番のクルマ好きにプレゼントしようと思っている。その時点でも今のまんまの雰囲気をキープ出来ることだろう。ちなみに4年前のMIRAIだって洗車する度に驚く。
気になった栃木工場新塗装ラインで塗られるフェアレディの品質だけれど、質はBMWに似ているという。100点満点で評価を聞くと「70点です」。あらら! 合格点ですね! ちなみに一番いいのはレクサスで90点。トヨタもほぼ同じ。悪いのマツダの30点。マツダの塗装、クリアが10ミクロンくらいしか無いという。下手に磨いたら削り取っちゃうレベル。70点は上等ですね。
ただ塗装終了してからの状況が悪かったようだ。及川さんによれば「塗装終了後に何らかの理由で他の塗装が紛れ込んできたんだと思います」。加えて磨き傷もいろんな部分にあったようだ。一番下の動画の始まり1分だけご覧いただければよ~く解る。また、大きすぎるフューエルリッドの色合いが違うのも気になるとのこと。これ、私も感じます。バンパーの色合わせが出来ているだけに残念。
ルーフのメッキ部分も意味が分からないとのこと。私もフェアレディで唯一納得できない。何のアクセントにもなっていないし、むしろない方がシンプルでカッコ良い。もしかすると何らかの帳尻合わせなのかもしれません。屋根が黒のツートンなら気にならない? オレンジは一色でよかった。この2点を除き、しっかり磨いてコーティングすることで限りなく100点の塗装になります。
ちなみに塗装品質の目安になる”ゴミ”や”ブツ”はほとんど無かったそうな。もう少しブラッシュアップしてやれば良い塗装になるだろう。フロアマットはこんな感じ。チェッカー模様に縁取りをオレンジにしてみました。しっかりストッパーも付いており、なかなかのクオリティ。苦しゅうない。安いし。私も及川さんの率直動画を撮ったので遠くないタイミングでお届けします。
<おすすめ記事>
>マツダの塗装、クリアが10ミクロンくらいしか無いという。
結構なお値段するCX-60もそんか感じなんですかね。
スポーツカーを除いて、古いマツダ車を見かけない理由が分かった気がします。
デザインに凝りまくって値段が上がった挙句、さっさとクリア飛びなんか発生しそうな塗装なんて考えられません…。
)ルーフのメッキ部分も意味が分からないとのこと。私もフェアレディで唯一納得できない。何のアクセントにもなっていないし、むしろない方がシンプルでカッコ良い
同感!!
MAZDAの塗装は美しいと思ってた。
赤はうっとりする感じでしたがガッカリ。
トヨタはさすがですてね。
BMWが70点も以外・・ドイツ車は塗装が硬いと聞いていたので。
RZ34のボディカラーは、最初メインカラーのひとつで東京オートサロンのステージに展示されていたセイランブルー/スーパーブラックのツートンで注文したんですが、2022年にNISMO追加と同時に価格改定が入ってしまったので予算オーバーとなり、オプション料金を取らないバーガンディーに変更しました。
RZ34のツートンは確かに魅力的だったんですけど、バックドアで上部のブラックと下部のセイランブルーの塗り分け部分があまりにもマスキングっぽくて雑なんですよね。やめて正解でした。
塗装品質は、色々と納期の面で問題のあった栃木工場の塗装ラインにしてはいいとは思いましたが・・・
マツダユーザーです。洗車機通して
何時も液体ワックスで下地作ったからガラス系コーティング材使って磨いてます。自分のやり方だといずれはクリアが失くなるんですかね。
確かに高いOPカラーの匠塗りは新車時からブツ有りました。
飛び石に弱くポツ傷多いです。(涙)
別件ですが、
次のマツダの記事がリンクできていないようです。
極上の仕上がりは、どのように創り上げられるのか?!
今回、国沢家のフェアレディZの施工模様(長編でした)を見て、ポリッシュファクトリーさんの丁寧・精緻・滑らかな・妥協なき手作業に感じ入りました。
一方で、工場なのかディーラーなのか、両方かもしれないけど、細かい磨き傷などを見ると、新車品質へのこだわりが薄れているようにも感じられます。
せめてお客に新車を納車する時は、愛情込めてピッカピカにして、送り出して欲しいものです。