フェアレディ乙の件、ディーラーの担当さんから連絡ありました
フェアレディ乙騒動の続きです。日産本社の見解はベストカーWebに書いた通り。その後の状況など。10日の夕方に営業さんから電話掛かってきました(9日は休業日)。要約すると「抽選結果に関わらず御購入頂けるのなら多少納期掛かるかもしれないですけれど必ずお届けしますので御安心ください」。やっと営業さんにまで日産東京からお達しが届いたらしい。
「もちろん買いますよ」となりしばし雑談してると、やはり当初は抽選に落ちたらハズレで買えないということだったという。ここでさらにナゾが深まる。どうやら私の担当さん(けっこうな成績優秀なベテランです)を含め、私が契約したディーラーで抽選に当たったお客さんはいないという。「どうなってるんでしょうね?」と担当さん。私も当たった人を知らない。
担当さんは今日になって抽選は最初のロットの納車を決めるためだと会社から説明されたというが「不思議な話ですよね~」。次のロットも抽選になるのか聞いたら「解りません。だとしたら早いタイミングで契約したお客様に申し訳無いです」。とにかく現場は月曜日まで「抽選で外れたら残念でした」と思っていたという。GT-Rの時と同じだと認識していたようだ。
日産東京は金曜日夕方のベストカーWebの記事を見て言い訳考えたことは間違いない。これで抽選をやっていたディーラー(愛知や滋賀の日産も抽選だったらしい)全てが撤回してくれたら少しはクルマ好きの役に立てた。興味深いことに抽選でGT-Rを買えなかった人が怒ってます。ベストカーWebに書いた通り、標準グレードのGT-Rは日産東京や一部を除き抽選じゃなかった。
GT-Rについちゃ2019年時点で2022年になったら買えないという点は私も注意喚起しておいた。安全マージンを考えたら2020年中にオーダーするように推奨していた次第。早めに買っておきたい車種を挙げるなら、終売が遅くとも2026年(2025年の可能性もあるので2023年にはオーダーを!)になりそうなGRヤリスと86/BRZですね。ルノー・メガーヌRSも絶版秒読みかと。
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Zの抽選の件、本当のところはどうなんでしょう。そもそも少量生産のZの初期ロットって、何台あるのかな。東京販社に何台割り振られたのかしら?
日産本社は、初期ロットの台数を公開したら良いのに。販社へのお仕置きにもなるし。
まあ今や日本は、公平性をないがしろにする「忖度社会」。上のご機嫌ばかり伺う「ヒラメ社会」、おだてられてご満悦な「裸の王様社会」とも言えるかな。
今回の件も、販社の肩書持ちのお馬&お鹿さんたちが、地元の権力者や超お得意さん、定価の●倍で買う資産家を最優先して、恣意的に抽選したのだろうと、勝手に妄想しております。はい。
٩(๑`^´๑)۶
唯一良かったのは、国沢さんの記事のおかげで、営業スタッフの皆さんの名誉と心意気が守られたことですネ。
フェラーリやベントレーやロールスロイスみたいに、お金を積んでも買えない車になってしまったんだなあ、と思った一件でした。乙もGT-Rも、庶民がひょいと買える値段ではないけど、お金を積めばどうにかなると思っていました。
日産東京販売の常識は世間の非常識だった、これは自分たちももう一度身の回りを点検する「他山の石」かもしれません。
件のホームページ(一般向け)見に行きましたが、日産の車のラインナップさえ紹介されない特殊なホームページでした。
普通は自分たちの扱う車種をジャンルだったり何なりでカデゴリー分けして、その上でおすすめ車種のピックアップなり何なりが写真紹介であるものですが。
店舗一覧や試乗車一覧はあるのに、じゃあ普通試乗車が用意されなさそうな車種、例えばADバンとかキャラバンなんかは、売っていると知らなかったら存在さえ判らないことになります。
ZやGT-Rが試乗車で用意されている訳もなく、(従って紹介もされない)憧れでポンと内金込みで契約を申し込んだら実は抽選で買えなかった…他県ディーラーで申し込んでいたら今頃買えたなんていうのは、悲しすぎます。
これが最初から限定250台なり500台なりで、申込数多数の場合は抽選ですと予めアナウンスされていたら違っていたとは思います。もしくは早い者勝ちですでもいい。
日産車で気に入った車を欲しくなったら、抽選の可能性がある件の日産ディーラーではなく、近隣道府県のディーラーでオーダーすることになるでしょう。
最早何のための地元資本ディーラーなのか存在意義が判らなくなります。