プリウス、マイチェンするも予想外に変わらず~

LAショーでプリウスのマイナーチェンジが発表された。御存知の通り現行プリウスは世界的な規模で「超カッコ悪い」と言われており、販売台数も伸び悩んでしまった。もはや手直し待ったなしの状況。「高い評価を得ているPHVと同じ顔になる」というウワサもあったけれど、発表されてみたら以下の通り。前期型ほど奇妙じゃなくなったけれど、PHVのレベルに達しておらず。

現行モデルのようなエグみは無くなったため、ハードルは低くなったが積極的な買い気分になるほどじゃなかった。むしろカローラなど実用性も伴うモデルなど出てきたため(プリウスのリアシート、天井が低くなっており狭い)、ますますプリウスのプレゼンスは低くなっていくと思います。もう少し危機感を持った方が良かったかもしれません。PHVの顔で良かったと思う。

顔つきと同じくらい評価低かったリアは、無難なセンでまとめてきた。しかもショーモデルにキャリアなど付け、興味がソチラに向かうような演出。この手の展示車に”荷物”まで積んだキャリア付けることなど異例中の異例。「北米でも後輪をモーターで駆動する4WDモデルを出す」という理由づけらしい。業界関係者からすれば「デザインに自信なかったんでしょうね~」。

ハード面では走行用電池がリウチウムイオンになった(4WDはニッケル水素のまま)。日本も同じだと思う。トヨタの場合、現段階ではニッケル水素とリチウムイオンのバッテリー性能を統一化している。したがって性能面の変更についちゃないかと。個人的にはPHV顔とし、2000ccのハイブリッドを採用。最高速や加速性能の大幅な向上を狙うべきだったと考えます。

日本仕様は自動ブレーキに代表される運転アシスト性能と、コネクテッドが導入されると予想しておく。

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