プリウスの任意保険高い=事故率が高いから?

事故の多いクルマは当然ながら任意保険が高くなる。そしてプリウス、ECOカーの割に任意保険の掛け金が高い。といったことからアンチな人は「そらみろ! 危険だ!」という。確かに損保会社によればプリウスの事故率、同レベルの車種に比べ高い傾向だという。なぜか? こらもう簡単です。走行距離多い営業用のクルマとして使われているケースが多いからだ。

営業車として使われる場合、年間走行距離はプライベートユースと比べ平均で3倍程度多いという統計もある(どういった使い方をグループとしてまとめるかでずいぶん数字は違ってきますが)。事故率は走行距離を勘案しない。つまり走行距離あたりの事故率低くても、3倍走ってしまうと事故がたくさん起きている、ということになってしまうワケです。

ここまで書けば皆まで言わずともイメージ出来ると思う。プリウスって燃費良いため営業車や走行距離の多い使われ方をするケースが多く、当然の流れで事故率は高くなってしまうのだった。プリウスの絶対的な走行距離と事故の関係は数字として出ていないものの、印象としちゃ普通のクルマより少ないような気がします。事故率、普通のクルマより少し高い程度だ。

また、盗難の多さも任意保険の高さに効いてくる。御存知の通りプリウスは車種毎の台数だと1番盗まれています。プリウスの人気の高さによるものだ。総合すれば、むしろ燃費の良いプリウスが長い距離を走っているということは、環境問題やエネルギー問題を考えたら好ましいこと。なのにアンチな人はそんなこと全く考えず、オモテに出ていることだけで判断します。

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