プリウスPHVは急速充電よりガソリンの方が安い
今週、横浜でプリウスPHVの試乗会が行われていた。急速充電装置付きだからして、当然のことながらトヨタとしちゃ急速充電の場所を案内します。皆さん写真撮りに行きますワな。PHVの急速充電の扱いは、環境自動車の記事書くときのリトマス試験紙だと考える。
マツダのロングノーズに対しトヨタショートノーズ
な~んも知識なく、しかもトヨタが急速充電を推奨してると思っているカタログ的なメディアは、おそらく「急速充電も出来ちゃう。スゴいぞ!」的な紹介になることだろう。大黒で急速充電したらいくら掛かるか考えない脳天気が素敵(取材時の充電カードはトヨタの無料貸し出し)。
ちなみにトヨタが設定している充電会員制度に入った場合、20分の充電で30~40km走れる電力(最大5,2kWh)入って324円。40kmをガソリンで走ったら200円程度だ。大黒PAの急速充電器もこの料金。基本料金が高い他のクルマ用の充電プランすら20分で240円。
ミドシップ好き世代はショートノーズ派です
トヨタ自ら「急速充電はお得じゃ無い」と言ってる。この件、私はベストカーの編集部に伝えたけれど、記事がどうなるか全く解らんです。考察力のある社会的なメディアだと、キチンとPHVと急速充電の実状を説明するハズだ。ベストカーの紹介内容、果たしていかに?
もう少し書くと、200Vの普通充電だと最大で40~50km走れる電力(普通充電の方が多い。6,6kWh)充電出来る。夜間電力契約だと73円で充電可能。ただ夜間電力契約してなければ211円になり、ガソリンで走った時のエネルギーコストといい勝負になってしまう。
電池容量=8,8kWh。以下、通向けにカタログに出ていない数値を。電気自動車モードのSOC(使う量)=6,6kWh。急速充電モードのSOC=5,2kWh。200Vの充電性能=3kW/h。100Vの充電性能=0,6kW/h。以上、全て10%程度損失があります。
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