ホンダのリコール追加で先が見えてきた

週刊現代の記者からインタビューされたのが記事になった。内容は少しばかり納得行かず。私の姿勢はこのWebで書いてきた通り。今必要なのは悪者探しや、ユーザーの不安をあおることじゃない。メディアって騒ぎを起こしたがるということです。というか「派手に書かないと誰も読まない」という本末転倒なカタチになってしまってる。

そういった点ではそれ以前に連絡を取ってきたTV局の皆さん達の方が今回のリコールの本質を理解して頂けた。

そして本日、初めてリコール問題の出口を感じさせるニュースが流れた。どうやらホンダは「もしかしたら」という可能性のあるロットを確認出来たのだろう。「調査リコール」という一般的では無いカタチで全米のリコールを出すという。調査リコールってナニ? おそらく普通のリコールだと直ちに部品交換など必要な対策を行わなくちゃダメ。

しかし今回はリコール出しても部品が間に合わず。そこでアメリカ当局と情報&意見交換した結果、調査リコールというカタチにしたんだと思う。消費者に対し納得出来るアピールを出来れば収まる傾向になると考えます。とは言え比較的新しい2011年までの生産車を対象としたことについては、予想ししていたものの、改めて驚いた。

部品を作っていた工場も特定できた、ということ。もちろんホンダだけでは終わらない。最終的には私が以前から書いてきた「全部で3000万台」という規模になると考えます。かくなる上は急いで対策部品を作り、交換していくのみ。終わりが見えました。自分のクルマがリコール対象車になったらすぐディーラーに行き、対策したい。

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