ホンダF1、今期相当有望。しかし! ホンダのモータースポーツ部長はF1興味なし! ナンダソレ

2月19日からバルセロナでF1プレシーズンテストが始まる。今期のF1、メルセデスもフェラーリも開幕前からホンダ警戒のコメントばかり! 三味線を弾いてるのではなく、本気でレッドブルホンダを意識しているのだった。3年前、マクラーレン時代のプレシーズンテスト前は「今年はまともに走るのか?」的な記事ばっかり出ていたことを考えると、隔世の感がある。

実際、昨シーズンの終盤戦はホンダパワーが炸裂していた! 絶対的なパワーだけでなく、レースで最も重要な過渡特性よく、しかもレース本番で壊れない。昨シーズン仕様のレッドブル(車体)は基本設計から失敗したと評される中、望外のリザルトを残したと思う。今シーズンに向け、さらなるバージョンアップを行っていると言うからライバルにとっちゃ脅威です。

最近ホンダに明るいニュースがない。ホンダというメーカー、本来は「人の役に立つリーズナブルな相棒」作りを社是にしてきた。だからこそホンダで大ヒットを飛ばした車種は「リーズナブルで新しい魅力を持つクルマ」である。初代フィットや初代オデッセイ、初代CR-Vなど全てリーズナブルで良いクルマでした。もっと遡ると初代N360や初代シビックなんかもそうです。

ただそれだと夢が無い。そいつを解っていた本田宗一郎さんはモータースポーツで大暴れした。F1参戦、ホンダ創始者のDNAである。だからこそ八郷さんだってF1に注力した。八郷さん、指導力に対する評価が厳しいけれど、本田宗一郎さんの意思はキッチリ尊重したと思う。手を抜かなかった結果、今までになく期待出来る今年を迎えることが出来たのだった。

しかし! 現在のモータースポーツ部長は全くF1に興味ないという。メキシコでホンダ売ってた人を、森山本部長がモータースポーツ部長としたらしい。森山さん、ホンダ研究所社長だった近所の松本さんに紹介して貰った体育会系の好漢で、人を見る目は持っていると思う。けれどこの人事だけはホンダの誰に聞いても「全くダメ!」と口を揃えて言う。森山さん、たまに失敗する?

今やホンダで最も素晴らしいコンテンツであるF1を全く使おうとしない。オートサロンだってワザと目立たない場所にF1を展示した。八郷社長があれほど頑張り、予算を割いたのに! このままニュースにもならないバルセロナテストを迎えるのだろうか? だとしたら酷いモンです。ここまで本田宗一郎さんの気持ちを尊重しないホンダの部長って今まで見たこと無いです。

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