マツダに関する2つの「闇」じゃなく「ナゾ」。この理由さえオモテに出ればマツダ上昇気流に

MX-30に試乗した。レポートは近々くるまのニュースで。皆さんからマツダ嫌いだと思われている私ながら、そんなことない。なんたって初めて自分で買ったのは初代RX-7ですから。ロータリーエンジン大好き! マツダのDNAに共感するし、これからもマツダらしいクルマをドンドン出して欲しいと思う。日本人のクルマ好きにとっちゃマツダは素晴らしい財産です!

しっかり読んでいただければ解るのだけれど、マツダに厳しいんじゃなく今のマツダを弱体化させている経営陣に厳しい。愚かさはたった二つ見れば解ります。一つはアメリカでマツダ6のクロスオーバーを出さないこと。今やアメリカで売れるのはステーションワゴンじゃなくクロスオーバーだ。スバルだってツーリングワゴンを止めてアウトバックに絞った。

マツダ6ベースでクロスオーバー作ったら間違いなく売れる。マツダ社内でも何度となく企画されたという。けれど未だに出てこない。本日マツダの人と話をしていても「出せば売れると思いますがなぜか出てきません」。マツダの皆さんだって売れるのが解っている。でも作らない。積極的にマツダの業績の足を引っ張っている人達がいるということに他ならない。

二つ目は安全性。現在販売しているOEM車と商用車を除くマツダ車の全てが高い性能持つ自動ブレーキを標準装備している。会社平均でいえばスバルに勝りトヨタや日産、ホンダを圧倒するほど。なのにマツダ車は安全だというアピールを全くしない。なぜかと聞くと、マツダの皆さん口を揃えて「なぜでしょう?」。安全性をアピールしたくない人達がいるのだった。

この二つの答えだけ聞きたいけれど、皆さん「私は解らない」と言う。ここがマツダの「闇」と言うと3流週刊誌のようになるから「ナゾ」としておきます。誰がゴーマンなのか私は知ってますけど。マツダの皆さん公式には言わないけれど、非公式な席だとブラックサタンのグループじゃない皆さんは全員同じ意見です。このまま一段と厳しくなるまで打つ手なしか?

お時間ある時に10月10日放送分のラジオ日本でも聴いてください

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