マツダ資金調達
マツダが剣が峰に居る。土俵際、と言ってもよかろう。現状を見ると極めて厳しい。アメリカ低迷。ヨーロッパはマツダだけでなく市場低迷。日本も伸び悩む。唯一好調だった中国市場だってイマイチ。一方、CX-5に代表される新製品が出てきた。ヒットすれば業績イッキに挽回することだろう。今を凌げればいい。
日産の場合、ヨーロッパ市場でデュアリスが。アメリカ市場はローグ(デュアリスのアメリカ版)絶好調。この2車と同じジャンルであるCX-5売れたなら、マツダも当面安定する。実際、粗さを若干感じさせる乗り心地を除き、デュアリスとローグに勝るとも劣らない仕上がりを持つ。絶好調のCR-Vとも同じカテゴリー。
マツダの経営陣としては、今を何とか凌げばイケる思っているに違いない。そんな状況の中、日経ニュースが「1700億円の資金調達を考えている」と報道した。運転資金の他、メキシコに作る工場の投資なども入っていることだろう。「守
り」だけでなく「攻め」のコストも入っている。じゃないと資金調達出来まい。
そのCX-5、日本じゃ若干苦戦気味のようだ。昨日の日記でも書いた通り、初期受注の9割近くがディーゼルだという。マツダの目論見だと「半々」。ガソリンは205万円とリーズナブルな価格設定にしただけでなく、
マツダ待望の「フルスカイアクティブ」である。なのにガソリン売れない。こら厳しいと思います。
もしヨーロッパとアメリカでも伸び悩むよ
うなら、理由は簡単。マツダの経営陣が「文明としてのクルマ」にしか興味ないからだと思う。マツダはフォードの経営陣がクルマ好きでなかった時代に、経営学を学んだ。そしてクルマ好きじゃないフォードは低迷した。直近のフォードを見るとキッチリとクルマ好きになっている。
今のマツダの経営陣は文化としてのクルマに全く興味を持たない。そんなメーカーが「走る楽しさ」と口だけアピールしても全く説得力無し。マツダは787Bをレストアし、いろんな場所で走らせている。そこでナミダを流して喜んでいるの、マツダの社員だったりして。クルマ好きのマツダ社員は驚くほど多い。
このあたりは三菱自動車も同じ。されどクルマ好きを前面に出すや「そんな状況じゃない」と経営陣からニラまれ、飛ばされてしまうのだった。CX-5は成功を期待しているが、もし世界的に伸び悩むようなら「マツダ」というブランドイメージが薄れてしまっているんだと思う。経営陣もクルマ好きになったらいいです。
787Bを見て大喜びしているマツダ社員にクルマ作りや、ブランドイメージをやらせれば良いと考える。今の経営陣はお金の動きだけ管理する、という最も重要な仕事に集中して頂きたく。楽しませてくれないメーカーを支持する人って少ないです。そうそう。マツダ好きを自認する人達は、新車を買いましょう。
・ECOカーアジアは「軽1BOXカーは電気自動車主流に?」
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マツダの不調の原因は、生産の国内比率80%で海外販売のほとんど日本からの輸出なので円高で他社以上にダメージくらった。
その挽回で出したディ-ゼル・スカイアクティブなぜ大型SUVなのか。アクセラに載せればCX-5と同じ価格でもプリウスのライバルとなって売れまくる。
まともなことしない非常識会社マツダ。
9割がディーゼルですか...。
素直に喜べないです。なぜなら試乗もせず、実物も見ず、クルマを買うのは「クルマ好き!」だけだからです。ディーゼルとスカイアクティブを期待したクルマ好きのみの初期受注だけだと心配しています。
日本では、大きさよりもガソリン車に比べて高すぎましたね。エクストレイルより安いっても、高いクルマは高級車です。
ウ〜ン今回も国内ディーゼル普及ならず???
世界に目を向けてもいいですが、日本人のクルマを作らないと日本人は買わないです。それでも生き残りたいのが企業でしょうが...。
マツダからイメージするのは、RX7やロードスターに代表されるように、一車種だけに専用プラットフォームを作って、こだわりあるけど商売下手。走りの実力不足ぎみ、FF車はスポーティーを追いかけすぎで、走りが日本じゃいくらかマシでも世界じゃもうひと声!ちょい実力不足。エンジンもスカイアクティブまでいま2ぐらい。スカイアクティブでやっと追いついたのかな?電気、ハイブリッド系は完全に遅れてるような… こだわりこそマツダなんだし、いっそFR専門+FRベース4駆のメーカーになったらいいのに…願望です。小さいのはどこかのメーカーからプラットフォームを買って改良してオリジナルのボディでいけばいいような? 大変だなぁマツダ。なくなってほしくないです。 フルスカイアクティブGのほうは、ある記事で実燃費すごいと読みました。先生是非ともゴルフやインプレッサ4駆とCXー5の4駆で実燃費の勝負してみてほしいです。ディーゼルも興味ありますが、フルスカイGで初めて技術力がわかりそうだし、本当にゴルフ以上素晴らしいなら買い変えます新車で。マツダファンじゃないですけど、他とは違うエンジンアプローチや変速機など、頑張ってほしい。CVT嫌いには嬉しいメーカーです。でもブランドイメージのズーム×2やデザインの五角形グリルはもっと洗練されるか、止めて違うアイデンティティにしてほしい。CXー5で実燃費や走りが、期待したほどじゃないとさすがにダメでしょうねぇ…諸行無常だなぁ。
国内生産に重点を置いてきた企業が、円高で4期連続の赤字決算となれば、活路を見出す為に海外に製造拠点を移すということになるのでしょうか。
そうなると、国内で製造業に携わっている労働者はどうなるかを見守る必要があります。マツダの再生は今後の日本の製造業の行方を占うものと言えるでしょう。
枝野大臣が製造業は海外に打って出ろと言ってましたが、それが正しいか否かがはっきりすると思います。
スカイアクティブで
低燃費カーの最先端を走るかと思いきや、
案外、普通の車だった。
これがマツダ車の世間評だと思う。
その裏づけとして
フォードもスカイアクティブは知っていたはず。
そんな凄い技術なら普通は囲い込むでしょ。
だがフォードは
自前のエコブーストと
スカイアクティブを天秤にかけて前者を選んだ!
その結果の資本提携、解消。
他社が冷静だったのも、
株価が冴えなかったのも、
全てはフォードの動きで内容が予測できたらから。
国内ではマツダが1番デザインが良いと思うので
実燃費とかパッケージとか
もっと日常でわかる身の丈の利便性で
商品を作ってもらいたいものです。
個人的な意見ですが…RX-8は「文化としてのクルマ」を他のどのメーカーのどのクルマよりも自負して名乗る資格があると思います。
というのも…実は私、RX-8が新車デビューした時にディーラーに試乗に行った事があるのです。「鬼ローン組めば買えるだろ!?」てな軽いノリでしたが(笑)。
シャコタン&爆音マフラーのJA4トゥディで乗り付けた私に容赦なく冷たい視線を突き刺す受付のお姉さん(笑)に試乗したい旨を伝え、待つこと数分…営業の方が5MTの試乗車を準備してくれました! ドキドキしながら運転席に乗りディーラーを出る…エンスト? もう一回! またエンスト!? マジで!?…。
極低速トルクの薄いロータリーエンジンのクラッチミートに苦戦しながらなんとかディーラーを出ればそこは片側三車線の幹線道路。後輪駆動車特有のクイックなハンドリングとロータリーエンジンのトルク感は薄いけど軽やかに回り必要十分なパワーを引き出す唯一無二の独特のフィーリングを十二分に体感できました。RX-8は素晴らしいクルマです!
マツダは自社に素晴らしい「クルマ文化」を持ってるんですから、何とかならないのかなぁ〜と思います! 私も市立図書館の「庶務係」という立場上、「図書」に関する「文化」の面は「図書係」の連中が好きな様にやればいいさ! 俺はそれに関する各種契約業務や支払業務に徹するからさぁ…て完全に割り切って日々地味な支払伝票の処理等を行なってますが…。
思うに「経営」関係はあくまでも「裏方」に徹するべきだと思います。言い換えれば「黒子」ですね。そこのところが今のマツダは逆になってるんじゃないでしょうか?
…いっその事、マツダの社用車は全てRX-8 spirit-R(6MT)にすればいいんじゃないでしょうか?(笑)。カタログを見ればホンダ党の私でさえ欲しくなるクルマですよ!!
マツダってディーゼル乗用の販売経験ありました…?
販売予想のガソリンとディーゼル「半々」というのは〝初心者のバクチ〟みたいです。メーカーの期待も「込み」なのかもしれませんが…。
「小排気量過給エンジンは効率が悪い」は同じ畑の技術者のイイブンとしては〝ヘリクツ〟に聞こえます。
今回の中大型SUVたるCX-5は技術+マーケティング上のパイロットモデルの意味合いが強く、マツダ自身本気で同車で商売しようかという点にはまだどこか及び腰的要素が見えよう。
本当の勝負はCX-5のディーゼルが次期アテンザ並びに現行アクセラ最終型に搭載され、トヨタ側のプリウス並びにカムリハイブリッドに対するアンチテーゼとして着実な地歩を固めてからだと思う。
マツダ、よくここまで生き残れたもんだなと・・・・・。
石油ショックでロータリーが売れなくなった時はまだ同情できましたが、バブル時代の5チャンネル体制、未遂に終わったアマティ・・・・・誰か止める人間はいなかったの?
そんなマツダの有って無いような「経営」でもやってこれたところに日本経済の底力を感じますが・・・・・底力が尽きた日本経済がマツダを見捨てるのは時間の問題でしょう。
だからマツダに「頑張れ」とは言いたくありません。「今まで楽しませてくれてありがとう。もう頑張らなくていいよ」が僕の本音です。
このクルマの売りは、ディーゼルがかなりスポーツ度の高いエンジンで、時速200キロ前後ものハイスピードでの巡航性能と低燃費との両立です!
ですから初期受注に関しては、高性能スポーツSUVの上級モデルとして認識されている方々が購入されていると思われます。
受注が落ちつけば、ガソリン比率が上がり、将来的にはガソリンの販売が逆転すると思われます。
360cc・4気筒のキャロル、ロータリーエンジン、プレッシャーウェーブ スーパーチャージャ・ディーゼルのカペラ、ミラーサイクルエンジン、良くどうやって動くの?と思えるようなのを市販してくれたと思います。
乗った事があるのは10Aを積んだ”ファミリアセダン”ゆっくり乗ると10Km/lくらい走りました、燃料タンクも大きかった様な?,60リッターを越えてたような気がします、頑張れマツダ!。
ユーノス・ロードスター、オープンだからロードスターですが、ダウンサイジングした時にクローズドボディを作って欲しいです!、車重800キロくらいで!。
CX-5買いました。スカイGの方です。最速の2月登録です。
1.5t級の4WD車の中では燃費が良いですし、あの装備であの価格は安いです。
担当してくれた営業さんは、「CX-5絶好調です。18日19日は、デミオ以来の成約数です。」「増産決まりました。試乗車生産より受注車優先スケジュールになりました。」と苦戦とは程遠いことを言ってましたが…営業トークでしょうか。
販売速報待ちですね。
マツダ好きなので、これで経営安定してくれればいいですね。
というか、新車買ったんだから、安定してくれないと困る(;´Д`)
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。