メディアに於けるクルマの評価がだんだん解らなくなってきましたね~
機会ある毎にいろんな人から自動車メディアの評価を聞く。釣れない釣りに行くと膨大なヒマな時間が出来るのでその時に聞いたり、からだげんきの野村君とクルマの話をしたり。最近になって顕著なのは「同じクルマなのに記事によるギャップが大きくなったようですね」という意見。確かにネットで自動車の試乗レポートを見ると、自分の印象と全く違うことも多い。
出版物しか存在しなかった一昔前なら大手の自動車雑誌が20誌くらい。つまり20人くらいしかクルマの評価をユーザーの皆さんに伝えられなかった。そして「おかしいな」という記事を書く人はメディアも使わなかったため、クルマの評価ってあまり変わらなかったように思う。ベタぼめしてれば「あいつおかしいんじゃね?」になるし、根拠無く批判してたら仕事なくなります。
けれどネットの時代になるや情報が溢れてしまう。1モデルに対する私のような”いわゆる”自動車ジャーナリストの記事など5%にも満たないです。もっといえば私らより早くディーラーで試乗して(すでに1月だけで7千台売れてる新型ノートのメディア向け試乗車は2月3日でした)ユーチューブに上げたり、ブログで書いたり。最近は一般メディアまで試乗レポートを載せてる。
感覚の違いだけでなく「乗せてあげるから良い評価にしてね」とか、お金貰って良いレポートを上げるようなケースも出てきてしまう。貰ってるか貰ってないかなど自白しなければ解らない。こうなると買う方は困りますワな。たいていの人にとって家の次に高い買い物だし命を預ける。私がユーザーならナニを信じたらいいか大いに困るだろう。
実際、Yahooなどに私の試乗レポートが転載され、そこに付くコメントを読むと疑心暗鬼。ホンダのことを評価すれば「あいつはホンダ派」と書かれ、スバルを批判すれば「スバル嫌いだ」と書かれる。まぁ大雑把な傾向としてホメたら「金貰ってる」。批評すると「アンチだ」。世の中、オタクとアンチとお金貰っている人ばっかりだと思われているんだと思う。
だからどうだと言う気無し。私は良いクルマはどのメーカーであっても評価し、良くないクルマならメーカーに関係無く紹介するのみ。評価している車種の多いトヨタのようなメーカーは販売台数伸びるし、ダメだと思う車種の多いホンダやマツダのようなメーカーは販売台数伸びないため間違った方向性じゃ無いと考えてます。褒めるメーカーの販売台数落ちるようなら怪しい。
質問・フネのハル(艇体)がゲルコート仕上げになっているんですが、経年変化で色落ちするようになってしましました。触ると洋服に付くため評判悪いです。自分じゃ出来そうに無し! ナンか対応策をお願い出来る人を御存知ないでしょうか? コーディングか塗装か。それこそネットで探しても決定打無し。情報あればWebタイトル下の「お問い合わせ」まで連絡頂けますでしょうか。
<おすすめ記事>