メルセデスEQEの電池メーカーを聞くと「サプライヤーは非公開となっておりお伝えする事はできない」

メルセデス・ベンツ日本に「日本で販売しているEQEに使われているバッテリーのセルはどこのメーカーか解りますでしょうか?」と聞いてみたところ、見事予想通り「ご質問頂きました件、バッテリーセルのサプライヤーは非公開となっておりお伝えする事はできません」という答えだった。メルセデス・ベンツもテスラと同じく秘密結社になってしまった~。残念!

一番びびってるのは在庫を抱えているメルセデスだろう

本社では「ドイツの自社工場。アメリカAESC。それと中国製」と公表している。そんなことからアメリカはAESC。中国で売るEQEが中国で調達。その他はドイツ製だと思われていた。韓国仕様が実績のない中国の企業から調達した電池だと言う事に驚いた次第。ドイツ製なら教えてくれるはず。日本は「教えない」となれば99%韓国で燃えた中国のファラシス・エナジー製だろう。

メルセデスといえば創業者であるゴッドリープ・ダイムラーが唱えた「最善か無か」が根っこにあった。迷ったら最善を選ぶと言う事。なのに電池は3元系リチウム電池で実績の無いメーカーを選んだ。そこにメルセデスの魂などない。今まで調達先を隠すということも無かった。最後に行ったメルセデスの試乗会でブレーキを聞いたら「アドビックスです」と教えてくれましたから。

読者情報によると「日本向けEQE同グレードも今回燃えたバッテリーと同じらしいです。EVネイティブチャンネルより。ベンツEVのコアとなるバッテリーが、中華ノーブランドに近い物とは残念です。そもそも不人気車種なのに追い打ちをかける様に売れなくなる。全車種にも影響するでしょう」。韓国で販売しているEQEと同じメーカーなら当然ながら自然発火するかも。

国交省も韓国のように使っている電池のメーカー開示を義務づけてくれないもんだろうか? こういった時の国交省って頼りにならない。日本市場を完全にナメている。まぁ買う人は信じてるんだろう。私はハイブリッドの電池交換に240万円掛かるという話を聞いたときから「ベンツ神話は終わった」と思った。以下メルセデスオーナーから以下のような情報がありました。

メルセデスオーナーの端くれとして、少し書きます。現在、メルセデスに対してリコール隠しなのでは? と大きな不信感を持ってます。ネットでも検索すれば出てくると思いますが、スピードセンサーの不具合が多発してます。我が家のCLAも既に2回交換しております。あくまでもディーラーの担当者から聞いた話ですが、私の購入した店舗だけでも20台以上の修理予約が入ってるそうです。

交換するのは、テスターで調べ不具合が認められた箇所のみ、対策品と交換するそうです。対策品が出てるって事は、メーカーも知ってるって事ですよね?リコールなのでは??と質問すると、数が多すぎて費用が多額になるので、申し出のあったユーザーのみ対応してると回答がありました。また、ユーザーの中には、実費でもいいから全部交換する人も居ると聞きました。

スピードセンサーが壊れると、パワステが使えなくなり、ABSや自動ブレーキ等も使えなくなります。国交省のサイトへ通報しようか? 検討中ですが…これはリコール隠しにはならないのでしょうか?」。私はメルセデスについて全く評価しなくなっているし、そもそもメルセデス・ベンツに聞いても今回の件と同じくのれんに腕押し。それでもよければ乗ればいいと考えます。

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5 Responses to “メルセデスEQEの電池メーカーを聞くと「サプライヤーは非公開となっておりお伝えする事はできない」”

  1. キイロイトリ より:

    親方が昨年ベストカーに載せた「輸入車の電動化車両になると、保証期間が切れた後はロシアンルーレット状態になると思っていいだろう。」をよく覚えてます。

    今後はハイブリッドかBEVしか選択肢が無くなり、現状でもベンツやBMWはISGが漏れ無く付いてきます。
    リセールが厳しいと分かってる輸入車を買う気になれません。
    (電気とは関係なくVWの乾式DSG車も同様ですが…)

    ポルシェも992.2GTSで遂にハイブリッドを導入しましたが、パフォーマンス重視のハイブリッドとは言え、壊れたら一体幾らになるのか分からない車には興醒めです。

    今は納車されたばかりの純ICE車ですが、電気仕掛けの付いた車しか選択肢が無ければ国産に回帰するつもりです。

    家電製品は国産に限りますね。(今のところは…)

  2. トヨタ車ユーザー より:

    古くなった車ならまだしも、新しいウチから燃えるとなると船便屋さんの信頼もなくして商売がしにくくなると思うのですが、そのあたりはどう考えているのでしょう。
    仮に、3社のバッテリーについて同じ評価をして悪いところが見つけられなかったのなら、AESCと本社工場のバッテリーも燃えないとは言えなくなってしまいます。
    バッテリーのメーカーが公表されても燃える可能性が排除できないなら、何かしらの補償を求められるようにすべきだと思います。トヨタを一生懸命イジメても、こういった認証については本当にザルですね。
    地政学的リスクを考えてバラバラに調達できたり、コストによっては安いところから買って来て相互に組付けられたりするようにしているんだと思います。
    BEVの普及が緩やかな日本は、結果的に安全性が担保されたころ行き渡るんだと思います。そういう意味では日本のほうが最善か無かの選択ができているのかなと。。。

  3. カワセミ より:

    ポルトガルの駐車場で200台全焼の火災も有りましたが、火元はテスラと報道されています。
    1、自動車メーカーにバッテリー情報を開示する様お上が勧告する。
    2、自動車メーカーは速やかにトレースし、生産時の品質記録から、対象ロットを特定する。
    3、バッテリーサプライヤーやメーカーは速攻で対応。
    4、ユーザーは上記対応を見て今後はEVを選ぶ。
    この様な体制が出来ないと、懸命な消費者はEVを買いずらいです。

  4. F より:

    私もこうなると思いました。

    R129から乗り始めたベンツですが、W222で終了して
    2021年からトヨタを選びました。
    今はランドクルーザー300と家内用にクラウンスポーツPHVです。

    選択はそれほど間違っていなかったと感じています。

  5. 確かに より:

    それにしてもドイツって昔からエレクトロニクスが不得手なのに
    なぜエレクトロニクスでガチガチに固めた車やバイクに邁進するんだろう

    そもそもバッテリー技術も低いのにEV一辺倒なのも謎

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