モーターショー閉幕

東京モーターショーが大入りのまま閉幕した。90万人という観客の数だけで評価すると、世界一のモーターショーに返り咲いたと評価できる。これで新しい技術などたくさん出てきたら、再び東京モーターショーも世界のA級に入れる? 次回は開催日の延長や、ビックサイトの一段と効率の良い使い方など課題になるだろう。

コンセプトカーの一番人気は2シーターのスポーツカーじゃなく日産IDxだったようだ。昨今の日本でクルマを思う存分楽しめるような場所など無い。自動車メーカーも「クルマ好き=スポーツカー」という古い固定観念を捨て、新しい価値観にトライすべきだと思う。といった点からすれば、日産が打ち出した方向性は新しい。

意外な人気車だったのはハスラー。見た瞬間に「欲しい!」と感じた人が多かったらしく、早くもたくさんの仮予約を受けているという。確かにハスラーのような
軽自動車はニーズ多い考えます。コンセプトカーだった2ドアモデルの要望も予想外に多く、市販に向けて動き出しそうな雰囲気。まぁ作らざるを得ないでしょうね。

大いに期待していたバイクだけれど、私のお気に入りは皆無! これまたバリバリのスポーツバイクばっかり作ろうとしている。もちろんツーリング出来るようなモデルもあったけれど、バイク業界は「リハビリ」や「リ・ボーン」が必要。以前ヤマハが出した「もえぎ」のようなモデルからバイク好きを育てて行くべきだ。

なぜ20万円台前半くらいで買える簡素な作りの125cc車を提案してこないのだろう? バイク離れの要因は高騰した価格。だってエアコンやエアバッグが付いた軽自動車が70万円台で買える。単気筒250ccだったら35万円だっておかしくない。このままだとバイク業界は凋落が止まらないと考えます。

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ