ヤリスクロスのレクサス版である『LBX』。スタート価格460万円とな！
ヤリスクロスのレクサス版である『LBX』が発売となった。全長4190mm×全幅1825mm×全高1545mm×ホイールベース2580mm。ヤリスクロスは全幅1765mmなので、膨らんだフェンダーが片側30mmくらいあるんだと思う。興味深いのは価格。基本はヤリスクロスと同じ1500cc3気筒のハイブリッドで（電池はアクアと同じバイポーラ型）、460万円とな！
大ざっぱに言って200万円高い。「2倍近い」という表現すら通じそうな価格だ。御存知の通り一般的に車両価格を左右するのはパワーユニット。LBX専用のハイブリッドなど搭載しているのなら理解出来るものの、現在発表されている情報だと最高出力を含め大差ないように思える。まぁそれでも買う人がいるなら素晴らしいブランドに育ったということになります。
ちなみにクラウンスポーツは590万円。2500ccのハイブリッドである。プラットフォームも2格上。クラウンもハリアーなどトヨタ車より若干高いものの、使われているパーツなどのクオリティを見れば十分納得できる。クラウンがヤリスクロスベースのコンパクトカーを作ったら300万円少々になる？ トヨタ、いろんな車種展開＆戦略が出来るようになってきた。凄いことだ。
そのクラウンスポーツ、今のところ過給無しのハイブリッドながら（システム出力234馬力で3リッターNA級）、スポーツというネーミングを考えたら少しばかり物足りない。当然ながらシステム出力349馬力を出すターボハイブリッドのモデルもスタンバイしていると思う。販売しても作りきれないから、とりあえずターボ無しハイブリッドからにしておこうということか？
トヨタには開発しているものの未発売のグレードがたくさんあると言われる。アルファード/ヴェルファイアは高いグレードからスタートしているため、納期短くなったら出すという。クラウンスポーツも装備内容からすればベースグレードは準備していると思う。トヨタの高収益、グレード展開の少なさも強い追い風になっていると思う。他のメーカーも頑張って欲しい。
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やっぱりレクサスはブランド価値が理解できていなかったのか。別にヤリスクロスベースでやるなとは言わない。だけどやるならＧＲヤリスのターボエンジン＋高出力モーターで複合出力３５０ＰＳとかのカッとんだスポーツモデルるにするとかでヤリスクロスとの完全な差別化をしないと。このくらいやればアバルトとかのライバルになれると思う。外板だけいくら変えても結局【豪華なトヨタ車】でしかない。
ヤリスクロスHVはけっこう気に入ってます。少々うるさいですが高速で安定してるし乗り心地も悪くなく、燃費は最高にいいです。LBXを出す意味があまり分かりません。
お金持ちの趣味の車としてならいいでしょうが、どちらか迷う人にLBX を勧めるのはどうかと思います。ディーラーに来た人がお金持ちかどうかなんて分からないでしょうし。
ストームドレーパーを彷彿するヤリスクロスは大好きだけど、このレクサスはずんぐりむっくり寸づまりな感じで好みじゃあないなぁ～
車幅6cmも膨らませたら本来は相当かっこよくできると思うのだけどなあ。