リーフ値下げ!
リーフが価格改定を行った。電気自動車は毎年価格を引き下げることによって補助金を使えるシステムになっているためである。25万7千円値下げした新しい価格は冬場でも航続距離があまり落ちないヒートポンプ式エアコンを採用している『X』で276万2920円(53万円の補助金を受けた場合の消費税8%価格)。
装備内容はナビやクルコン、サイド&カーテンエアバッグ、ヒーター付き革巻きハンドル、シートヒーターなど標準。ほぼ同じ装備内容のプリウス『G』はナビ無 しで259万2千円。純正ナビだと逆転しちゃう(17万円のナビで同価格)。走行10万km分のエネルギーコストはプリウス71万円のリーフ18万円であ る。
もはやリーフの方が圧倒的にリーズナブルなのだった。実際、昨今のガソリン高騰も全く気にならず。240円分の電気で130km走れ ます。22km/L走るプリウスだって130km走った時のガソリン代は930円だ。なのにリーフの人気、盛り上がらない。デザインの悪さは売れない大きな理由だと思う。
でもそれ以上に日産の売る気を感じない。聞けば日産でリーフの販売台数のコミットメントをする人が居ないのだという。国内販売責任者はリーフを日産全体で売る商品だとしており、リーフだけコミットメントの対象から抜いてしまった。リーフ大好きの志賀さんも担当から外れたという。もったいない、と強く感じま す。
今年も全日本ラリー選手権にリーフを出すけれど、日産がヤル気無いためスポーツパーツも出てこない。現行リーフは1440kgと 80kg軽い上、寒冷地仕様にバッテリー暖気システムを付けているという。ここに冷たい水を流してやればバッテリーを冷やすことが可能。ラリーで使うときの最大の弱点をカバー出来る。
熱意ある人がリーフの担当になれば絶対売れる!
ダー トラ仕様についちゃそのまんまでイケる! 1540kgもあるラリー仕様の前期型リーフで相当イケる走りを見せてくれました。競技車両になるとイケてないデザインもカッコよく見えるから面白い。いずれにしろリーフは売れると思う。売れないのは日産のやる気の無さだと考えます。繰り返す。もったいないす!
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