ルノー面白い
このところルノーが私のツボに入りまくっている! 最初に「あらら?」と感じたのは『ルーテシア・ルノースポール』。ホンダのタイプRのような2リッターエンジン積むスポーツモデルなのだけれど、価格を見たら日本車並み。ホールド良いセミバケットシートやブレンボのブレーキを装備しながら300万円を切っていた。
超ヤンチャな『メガーヌ・ルノースポール』のハンドルを握った時は心底驚いた。なるほどターマックラリー用のグループN車両のベースモデルとして作ったというのが素直に理解できます。今や抜け殻になりつつある「日産のクルマ好き魂」をルノーで引き受けてくれているんじゃないかと思えるほど。
そして今週は『ルノーウィンド』
なる3代目CR-Xデルソルのようなクルマを発表してきた。素晴らしいのが価格。何とフル装備で255万円だという。こういったクルマ、350万円だとお話にもならないけれど255万円なら面白い。しかも「大量に売るつもりはないです」。この意気込み、手放しで支持したい。
もっと言えば、ルノーってヘンなクルマをたくさん持っているのね! と思う。他の輸入車メーカーも海外の車種ラインナップ見たら変わり種を持っている。されど最初から「売れないだろう」と却下されていしまうそうな。GMやフォードなんか面白いクルマをたくさん持ってます。いずれにしろルノーが熱い。
若い自動車好きにとってもルノーは救世主だと考える。ルーテシアやメガーヌのルノースポールやウィンドが中古車になれば、けっこう手頃になってくるだろう。その時に買える日本車はというと、クルマ好きのツボにハマるようなモデル無し! 5年後の中古車市場でルノーは引っ張りだこになっている、と予測しておく。
ちなみに「クルマはマニュアルだ!」という超クルマ好き以外のターゲットになりそうなのがVW。これまた手頃で趣味性の高いモデルを連発中。日本車も、特にホンダのようなイメージを重視しているメーカーは、そろそろアピール力のあるモデルを出していかなくちゃならないと考えます(日本に限らず世界規模で)。
・ECOカーアジアは「リーフ、日米市場で伸び悩む?」
<おすすめ記事>
確かに最近のルノーの「○○ルノースポール」はカッコイイので雑誌で取り上げれられてると、普段は外車に興味のない私もついじっくり記事を読んでしまいます。でも「○○ルノースポール」はどれも「左ハンドル+MT」なのでかなりガックリです(間違ってたらすみません)。MTはともかく「右ハンドルならなぁ…」とつい思ってしまいます。でも日本でいろんな外車が買えるのは素晴らしいですね。
…左ハンドル仕様の外車は多分「本国仕様のまんまのホンモノに乗りたい」と望む顧客が多数いるのでしょうから構わないですが、右ハンドル仕様の「左ウインカー+右ワイパー」は何とかならないのでしょうか? あんなのただの「スイッチ」なんですから中の配線というかアッセンブリーを左右入れ替えるだけで簡単に日本車と同仕様にできると思うのですが、なんでそうしないのでしょうか? 外車に乗る人にとっては「左ウインカー+右ワイパー」もある種の優越感(「外車に乗ってる〜♪」みたいな)を感じる要素になってるのでしょうか? 正規輸入車なら灯火類やヘッドライトの光軸調整を国内法規に適合するように変更している筈なので、「左ウインカー+右ワイパー」だけワザと「セールスポイント」ととしてそのまんま残しているとしか思えません。…別に悪口ではなくてただの素朴な感想です(笑)。
ルノーではラグナクーペの3.5 V6とラグナ4ドアの2.0Tに心惹かれます!
特に前者は我が国では515万円で並行輸入で販売されておりますが、英国仕様右ハンドルが450万円ほどで(現地価格は370万円ほど)正規輸入されればレクサスISやBMW325iに飽き足りないユーザー層の間で一定の人気を博するのではないでしょうか。
ただ同社がヨーロッパで販売している「ラティテュード」、いまだに意味がわかりません。
あれって韓国サムスン社製のSM5(日産ティアナの着せ替え人形)を欧州市場で売ったものでしょ、ルノーも何かと芸がないねえ(苦笑)。あれではいかにも臆病風に吹かれているようだし、お陰で長い目で見てルノーブランド全体のイメージダウンとリセールバリューの低下を招くのでは?とは余計なお世話か。そんなラティテュードはVWパサートにもスコダスパーブにも、プジョー508にも太刀打ち出来ず、ビュイックやフォードトーラス対抗が目一杯だろう―あれを買うぐらいなら小生の場合ヒュンダイ新ソナタ(欧州名i40)を選びます。
ISO(International Organization for Standardization)国際標準化機構で
ワイパーとウインカーレバーの方向は決められています。
これによれば、ウインカーを「左」
ワイパーを「右」・・・と決められています。
日本車以外は全て、このISOに沿って作られています。
ので、日本車とは逆になります。
で、その日本車はJIS規格(日本独自の規格)に沿って作られています。
これによれば、ウインカーを「右」
ワイパーを「左」
と、なっています。
昔は、日本車もISOに沿って
ウインカーを「左」
ワイパーを「右」・・・とする、動きが見られましたが
MT車では、左手で操作することが多くなり危険・・・と言う判断で見送られました。
つまり、これは日本の常識が世界の非常識になります。