ロードスターのメディア対抗4時間耐久レース、何と優勝しちゃいました!

今週末は全日本ラリーと富士のWEC、三菱もスターキャンプとイベント三昧。そんな中、走るのが好きなメディアの多くが筑波サーキットで開催されるメディア対抗ロードスター4時間耐久レースでございます。私もいくつかのチームを転々とし、2012年から『エンジン誌』でお世話になってます。メンバーに恵まれ3位を3回。優勝もさせて頂いた。今年はメンバーが少し変わった。

村上編集長がドイツ取材中のため23歳の若手である村山君と、これまた26歳の若手ドライバー太田君が走る。平均年齢はググッと下がったものの、左側から65歳と大井63歳と鎌田選手49歳で、それでも‥‥。ちなみに鎌田選手、テスト中のアクシデントで大きなケガをしたものの、すっかり回復。コ・ドライバーも歩けるようになりリハビリで頑張っているそうな。よかったよかった。

予選は大井がピット入り口のホワイトラインカットでベストラップ抹消となり9番手。しかし! レース始まるや若手2人が頑張ってくれ、3番手の鎌田選手も燃費をキープしたまま素晴らしいラップを連続する。私にバトンタッチされた時点で4番手。やがて2位へ。チームからペースアップしろというコールくるも、TOPのCGチーム、絶対燃費厳しい。そこから燃費落とさず粘ります。

担当終盤、タワーの一番上が私らの車番になったのを確認。50分走って大井にバトンタッチ。コースに戻った時点でもTOPキープ。残り1時間。燃料ある。もしかしたら逃げ切れる? そこからが長い。終盤には最近レースで流行の「4脱」(アウト側に膨らんで縁石の外に4輪とも出ちゃうこと)を3回しており、次やったらペナルティとオフシャルに警告され大いにビビる。

残り15分は残量警告灯を見たアンカーの太田君(耐久レースは未経験でした)が少しばかりビビッてしまいペースダウン。2位のチームに激しく迫られるも、タイム差を見ながら「攻めろ~!」「抑えろ~!」で何とかTOPチェッカーを受けられました~。メディア対抗4耐、けっこう勝つのは難しい。いろんな要素が必要になってくる。ちなみに今年はハンデ1分(途中ピットインし1分停車)でした。

それにしてもロードスターは楽しい! ベテランも若手も頭からつま先までビショビショになるくらい汗かいて真剣に走ってクルマは足だけ換えたノーマルのまんまで全く問題無し! BSのアドレナリンというタイヤはコーナーじゃフルアタクしてるのにもう1レース出来るほど残っているし、エンドレスのブレーキだって同じくらいタフ。ガソリン60L。来シーズンはeフューエル使うそうな。

そしてマツダの雰囲気が大きく変わった。やはり毛籠さんのキャラクターなんだと思う。今回も全てのチームを回っていた。スーパー耐久やGazooラリーの時にトヨタの佐藤さんがチームを回っている時にも感じたのだけれど、とてもユーザーに近いです。今回はライセンスの取得が間に合わなかったものの、来年エントリーするとのこと。皆さんから止められると思うけれど、そこをなんとか。

ちなみにメディア対抗4耐の歴代優勝チームを再確認してみたら、どうやら優勝チームの運転手としちゃ最年長のようだ。私の爺さんは私の歳にはこの世にいない。そう考えるといろんな意味で人生十分に楽しんだ。これからは少しでもクルマ業界を楽しくしようと(良い日本に持っていく実力は無い)思います。写真はマツダが持ってきていたスクワット運動で前進するシマウマ。ECOだし運動になる!

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4 Responses to “ロードスターのメディア対抗4時間耐久レース、何と優勝しちゃいました!”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    ロードスター・メディア対抗レース、優勝おめでとうございます。

    この手の内輪のお祭りは、長年やってくると社内ではスッタモンダありがちだと思いますが、続けてきたマツダのDNAは本当に素晴らしい。

    これこそ、大人のZOOMZOOMを体現していると思います。

  2. z151 サンバー愛好者 より:

    優勝おめでとうございます!

    全日本北海道ラリーにWEC富士6時間、WRC悪路ポリスラリーと見どころ満載の週末。
    普段だったら北海道ラリーはボッタクリ&利権なイメージからあまり熱心に観ないのですが、今年はカンクネン&モリゾウ氏のラリー1カーデモランとラトバラ選手(!)の参戦もあって目が離せない!
    しかも圧倒的な走りだった!!
    これが世界のレジェンドの走りなのか?
    ラトバラ選手(こう書けることが嬉しい)が2位の勝田(父)選手を1km辺り1秒放していくペース。
    これ、レベル差で考えるとプロ野球と高校野球くらいの実力差じゃないかと思います。
    勝田選手だって年間チャンピオン経験がある凄い選手なのに。
    去年ブッチギリで年間チャンピオンだったコバライネン選手がそこから1分放されて3位。
    去年最終戦のラリージャパンで発表&デモランしていたGRヤリスラリー2。
    着々と戦闘力が向上している模様。
    これから楽しみです。

    …まだ「話し合い」の範囲であり、あまり公になっていませんが、水面下の話ですが、スバルがWRCに帰って来るかもしれない。
    WRCブルーの美しいマシンが戻って来るだろうか?

  3. ぱんだこぱんだ より:

    優勝おめでとうございます!
    ほとんどノーマルのロードスターでもレースとなると汗がかける。やっぱり良い車なんですね。

    「人馬一体」と書かれたシマウマさんに乗られている親分がとても嬉しそうで笑ってしまいました。

  4. 反日非国民 より:

    〈クルマ遊び〉で、クルマがレジャーの傍らに、いつもあった若き日々?を想い出しました。

    若者自体の数が減り、元若者のクルマ愛が、街中のあちこちでも散見される。
    クルマよりスマホ、ゲームやネット配信へと、娯楽がそちらに流れていく。

    昔の若者は「クルマと女の話」が定番でしたが、今の若者は何の話で盛り上がるのだろうか?

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