三菱自動車の動画CMが話題になっている件。なるほど今までの方針を全面否定。素晴らしい!

三菱自動車が年明けから素敵なTVCFを流し始めた。もはやモータースポーツ全開で、クルマ好きなら誰もが「いいね!」することだろう。三菱自動車と言えば益子社長時代、過去に遡って公式Webから全てのモータースポーツを消し去った。株主総会にランエボの最終モデルを飾っておいたら激怒! すぐ消せと暴れたという話まである。そして三菱自動車は低迷していく。

2021年4月に社長となった加藤さんは、就任半年後くらいにインタビューした際、積極路線を取りたいと言っていた。実際、翌年からアジアンクロスカントリーにカムバック。少しずつ動き出している。しかし首脳陣に益子体制下でモータースポーツを切りまくる手伝いをした人が残っていたのだろう。動きは遠慮がちだったように思う。今回のCFを見て「つに社内をコントロール出来ましたね!」。

2021年4月スタートとすれば様子見に半年。変革を始めてから2年で社外からハッキリ解るようになってきたということです。考えてみたら豊田章男さんの社長就任は2009年6月。存在感を出してきたのは2年たった2012年に入ったあたりからでした。加藤さんのように前任のやり方をガラリと変えようとしたら時間掛かります。興味深いのがマツダである。これまたガラリと方向を変えた。

マツダの場合、毛籠さんはアメリカに居たときから「このままじゃダメだ!」と思っていたことだろう。改革の着手は早かった! 毛籠さんがコントロール出来るアメリカと中国は就任直後から動き始めている。されど国内は前体制のスタッフがほぼ全員残っていた。当然ながら素直に言うことなど聞かない。そこで社内にもう一つ開発チームを作るという荒技に出た。現在進行形です。

毛籠さんは社長就任から1年半。徐々に旧体制の頑固者は居なくなったり弱体化し始めた。今年後半くらいからマツダの変化が見えてくるかもしれません。以上のようなことを考えると、日産の社長を明日替えても2年くらいは目立った動きがないということ。2027年になっちゃいます。日産が生まれ変わるのはいつになることだろう? それまで持つのだろうか。

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2 Responses to “三菱自動車の動画CMが話題になっている件。なるほど今までの方針を全面否定。素晴らしい!”

  1. TONO より:

    三菱 大好きですが 、正月遊び呆けててこの CM ここで初めて知りました。笑笑

    熱いなぁ、エエよエエよ!

    数年前 、坂祝工場閉鎖の噂が 運転手間で出た時。
    三菱の魂のパジェロ工場閉鎖するわけないだろう、潰すなら 岡崎でしょう。とか言ってたことも思い出しました。
    あーこのまま、軽専門の会社になっちゃうのかな〜。とか、落胆したり。

    4つのタイヤで地面を蹴って前に進んでこそ 三菱!
    いけ!三菱!世界が待ってるぜ!

  2. ossan A より:

    最初観たときは目と耳を疑いました。
    こんなカッコイイCMなかなかないぞと。
    あの頃の三菱が帰ってきたようでファンとしては目頭が熱くなりました。
    ガンバレ三菱!

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