上海もバンコックも長崎より排気ガスの臭いがしない。しくしく

驚いた! 上海より長崎の方がずっと排気ガス臭い! 上海じゃ街中で走っているディーゼル車をほぼ見かけないし、走っていても臭くない。バスはトロリーバス(電池も搭載しているらしく集電ポール出さなくても短距離なら走れるという)や電気自動車。本来ならディーゼル車だと思えるような商業バンも電気自動車だったりする。排気ガス規制にしくい小型バイクは基本的に電気バイクだし。

というか上海の交通渋滞する街中を歩いていても、全く臭さは感じないのだった。考えてみたらディーゼル多いタイのバンコックの道ばたに居たって臭くない。長崎にきたら、至る所でディーゼルのツンとくる臭気をかがされることになる。考えてみたら臭いディーゼルを追い出した東京すら、たまに2ストエンジンのスクーターも走っているから強力だ。気がつけば出遅れましたね。

日本のディーゼル規制、どんだけ遅れているのよ! 日本全国で低硫黄軽油を販売しているため、一昔前に言われた「軽油の質が悪いから日本は排気ガス臭い」はウソだったということです。先日も北海道でディーゼルの臭気にヤラれ、せっかくの美しい空気を堪能出来なかった。そればかりかレンタカーも煙草臭。もう精神鍛錬としちゃ最高クラスの修行をさせられた次第。

臭いのするディーゼルの排気ガスは決定的に有害だ。PMもNoxもCOもHCも出まくっている。東京近郊のような乗り入れ制限をしない限り、当分走り続けることだろう。それでいいのか? 誰もモンクを言わないから不思議でならない。とにかくどんなに空気がキレイな地域でも前の前に臭いのするディーゼル車が走っていたら内気循環にすること。タバコの煙より圧倒的に有害だ。

また、排気ガスをタレ流しにしてる世代のディーゼルと、ガソリン車と同等のユーロ6をクリアしてる2010年以降のディーゼルは大気汚染という観点に立つとカンペキに別のパワーユニットと言ってよい。こちらは毛嫌いすることないと思う(個人的に甘酸っぱいアルデヒド系の物質を出すディーゼルは嫌い)。むしろ排気管の内側に付いてるススなどガソリン車より少ないです。

ウソだと思ったら排気管の内側を紙で拭いてみて欲しい。明らかにガソリン車の方が黒くなる。

 

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