今年はル・マンでトヨタが勝っちゃうかもしれません!
全く盛り上がらないトヨタのWEC参戦ながら、おそらく今年のル・マンは皆さん「おおっ!」と身を乗り出すことになるだろう。これまで期待外れの肩すかしばっかりだったけれど、私が得た情報(レース記者からすればマユツバか?)からすると「最後まで持つかどうか不明ながら速さじゃ負けてない!」。きっと予選からワクワクさせてくれ、リタリアするまで応援したくなっちゃうかと。
そんなハナシ聞いてないぞ、と思うかもしれない。確かにトヨタ関係のWebサイトに出てる情報は、ダメでも「凄い!」。明らかに遅くても「期待出来る!」。まぁ気持ち悪いくらいのヨイショぶりなので、皆さん見ないワな。けれど今年は本当に気合い入ってるのだった。なんたって昨シーズンとエンジンや電池まで全く違うタイプにした新型車の『TS050』がイケてるらしい。
ちなみに昨年の『TS040』は3,7リッターのNAで、エネルギー放出量6MJ。電気貯めるの、バッテリーでなくキャパシタだった。一方TS050は2,4リッターV6ターボの8MJでリチウム電池になっている。基本的に8MJじゃないとポルシェやアウディと戦えない。TS040の場合、スペック的に負けていたワケ。昨年就任したTMGの佐藤代表はハイブリッドの専門家でございます。
開幕前のテストは車体側のセッティングが上手く行かず暴れ馬状態だった模様。開始直後のタイム見るとバラ付いていたし、ドライバーも酷評! 怖くてアクセル踏めなかったと聞く。それでも走り込むウチ少しずつまとまっていき、ポルシェに次ぐ2番手タイムを出している。下にリンクしたGazooレーシングのサイトは相変わらず平凡でワクワクしないレポートに終始してますけど。
今週シルバーストーンで開幕する初戦はどんな戦いになるのか不明ながら、どうやら今年のトヨタはル・マンで勝つことを狙っているらしい。御存知の通りシルバーストーンって高速サーキット。面白い戦いを見せてくれるんじゃないかと期待してます。ドライバーも中島一貴選手と小林可夢偉選手と日本人が2人。違うクルマに乗るから意地の張り合いもある?
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